青森県黒石市がLINE公式アカウントを開設し市民情報をスマート化

青森県黒石市LINE公式アカウントの開設

青森県黒石市が、住民向けに新たな情報発信手段としてLINE公式アカウントを導入しました。この取り組みは、東京都品川区に本社を置くプレイネクストラボ株式会社によって支援され、2024年の10月1日からサービスが開始されました。

スマートな情報発信を実現

黒石市は、LINEを通じて市政に関する情報を迅速に市民に届けることを目指しています。具体的には、防災情報や子育てに関する案内、各種イベントの情報など多岐にわたる内容が含まれています。この新しいアプローチは、情報が瞬時に伝達されるため、市民生活の質の向上に寄与することが期待されています。

便利なリッチメニューの設置

LINEアカウントには、画面下部に「メインメニュー」「子育て」「市のみりょく」の3つのリッチメニューが配置されています。これによって、市民は簡単に必要な情報アクセスが可能になりました。これまでは、市のホームページを検索して情報を探す必要がありましたが、今後はLINEのトーク画面から直接様々な情報サイトにアクセスできるようになります。

カスタマイズ可能な情報配信

このLINE公式アカウントの特徴の一つに、ユーザーが受信する情報カテゴリーを選択できる「セグメント配信機能」があります。友だち追加を行ったユーザーは、自分が興味のあるカテゴリーに基づいて情報配信の設定ができます。これにより、重要な情報を見逃さずに確実に受け取ることができるのです。

配信される情報のカテゴリー

2024年10月1日時点で、配信が予定されているカテゴリーには以下のものがあります：

- 広報・イベント
- くらしの情報
- 防災
- 子育て
- 健康
- 選挙
- 火災速報
- ごみ収集日お知らせ配信

これにより、黒石市民は必要な情報を的確に受け取ることができ、より便利な生活を享受できるでしょう。

今後の展望

プレイネクストラボ株式会社はこの取り組みを通じて、自治体や公共機関のデジタルトランスフォーメーションを進め、さらなる効率化と市民サービスの向上に寄与したいと考えています。今後も全国各地でこのようなプログラムの導入支援を積極的に行う方針です。

プレイネクストラボ株式会社とは

プレイネクストラボは2016年に設立された企業で、「技術と多様性で未来をつくる」をビジョンに掲げています。スマホゲームやHR TECHサービスに加え、近年では行政と市民をつなぐGovTechサービスの提供にも力を入れています。グローバルなエンジニアチームによる開発力を武器に、最新技術を駆使して社会のニーズに応える多彩なサービスを展開しています。