TIS株式会社が「日経スマートワーク大賞2025」で特別賞を受賞
TIS株式会社が、株式会社日本経済新聞社主催の「日経スマートワーク大賞2025」審査委員特別賞を受賞したことが発表されました。この賞は、働き方改革を進め、生産性を向上させる優れた企業に贈られるもので、TISの取り組みが高く評価されました。
「日経スマートワーク大賞」は、日本全体の上場企業および有力非上場企業を対象に実施され、評価は外部審査委員会によって行われます。特に注目されるのは、M人材の最大限の活用とその投資を進める姿勢が評価され、企業価値の最大化へとつながる先進的な経営力が強調されました。今回の受賞は、TISが持つイノベーションを生み出すための努力に対する外部からの評価でもあります。
受賞の背景と評価
TISは、評価ランキングで4つ星半を獲得し、特に「人材投資力」において最上級の評価を得ました。これは、高い水準の「S++」という評価であり、他の「人材活用力」や「テクノロジー活用力」においても優秀な評価を受けています。特に「シニアの雇用」や「ミドル・シニアの待遇」に関する取り組みが強く評価され、選択的定年制度と継続雇用制度を組み合わせることで、70歳までの雇用を実現し、給与の維持に努めている点が高く評価されたのです。
人材投資に関するTISの取り組み
TISは「働く意義」「働く環境」「報酬」の3つの要素を重視した人材投資を行っています。特に、自発的なキャリア形成の促進や、職場環境の改善、生産性の向上が特に力を入れている取り組みです。また、「ミドル・シニア以上の活躍」においても、年齢に関係なく成長と活躍の機会を提供し、成果に基づく公平な処遇を重視しています。
シニア雇用と待遇の向上
TISでは、2019年度に55歳以上の職責や報酬の見直しを行い、60歳定年の廃止と選択的定年制度を導入しました。これにより、意欲を持って働くシニア層の公正な待遇が実現しました。さらに、65歳定年以降も一定の成果を上げた社員に対しては「エルダー社員制度」を通じて70歳までの再雇用を可能にしています。
今後の展望
TISが今後も力を入れる分野は、多様な価値観やライフスタイルを尊重しながら、自律的なキャリア形成を目指すことです。また、企業全体として新たな価値創造や社会課題の解決に向けた取り組みを強化していく考えです。これにより、社会全体に対する貢献を目指し、持続可能な豊かな社会の実現を見据えています。
TIS株式会社は、金融や産業、公共、流通サービス分野において3,000社以上のビジネスパートナーとして活動しており、50年以上の経験を活かして、ITによる経営課題解決を支援しています。この取り組みが、今後の企業の成長に大きく寄与することが期待されています。