FRAIMの国際成果
2025-08-28 11:41:33

FRAIM株式会社、AI技術で国際コンペにて素晴らしい成果を達成

FRAIM株式会社は東京都渋谷区に所在地を置いている企業で、法律情報検索技術の進展に大きく寄与しています。最近、同社が開発した技術が国際的な舞台で評価され、特に注目すべき成果を上げました。FRAIMの技術研究チームである「ML Unit」のメンバー、水野多加雄が、「COLIEE 2025」のTask 3部門で3位を獲得したのです。この競技会は、法律文書の情報検索や含意関係認識の技術を競うもので、2014年から開催されており、世界中から多くの参加者が集まります。

COLIEEは、参加者がカナダの判例や日本の民法をもとに関連判例を検索するタスクと、法令条文を検索するタスクに分かれています。水野が参加したTask 3では、民法の問題文を基に法令条文を正確に検索する技術が求められ、参加者は日本語と英語のデータを駆使してパフォーマンスを競い合いました。

また、同時開催された「ICAIL 2025」では、FRAIMの法令検索システムに関する研究成果が査読付き論文として採択され、水野がその成果を発表しました。この発表で彼は、日本の法令の階層構造をグラフ構造でモデル化し、Graph Neural Network(GNN)を活用して検索精度を向上させる手法を提案しました。その論文タイトルは「Hierarchical and Referential Structure-Aware Retrieval for Statutory Articles using Graph Neural Networks」で、共著者は静岡大学の狩野芳伸氏です。

FRAIMが提供するクラウドドキュメントワークスペース「LAWGUE」は、文書作成のプロセスをAIで支援するサービスです。このプラットフォームでは、過去の文書をデータベース化し、AIによる検索機能や自動補正、コミュニケーションツールを利用することで、さまざまな文書業務の効率化を実現します。特に契約書や規程類、仕様書などの文書作成での効果が期待されており、企業や法律事務所、官公庁など多岐にわたる分野で活用されています。

FRAIMの最新技術と「LAWGUE」の詳細については、公式サイトを訪れることで確認できます。国際的なコンペでの成果と、法務分野における革新を追求するFRAIM株式会社の取り組みは、今後のさらなる進展が期待されます。


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会社情報

会社名
FRAIM株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-17-14 MSD20ビル5階
電話番号

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