がん患者支援プログラム
2025-01-23 11:26:54

小野薬品工業とAUBAががん患者のための新プログラムを発表

小野薬品工業とAUBAの新たな挑戦



小野薬品工業株式会社と株式会社eiiconが運営するオープンイノベーションプラットフォームAUBAが、共に『HOPE-Acceleration2025』というプログラムを新たに立ち上げました。このプログラムは、がん患者が自分らしい生活を送るために不可欠な「衣食住のサポート」、「就労・就学の支援」、「意思の尊重」の各分野で、新たな価値やサービスの提供を目指すものです。

プログラムの背景



この動きは、昨年度実施された『HOPE-Acceleration2024』の成功を受けてのものです。これにより、がん患者とその家族、医療従事者との新たな価値を創出することを目的としています。小野薬品工業は、300年以上にわたり患者に寄り添う医薬品を提供してきた実績があり、その経験と知見を活かして本プログラムに注力しています。

参加者募集のテーマ



プログラムでは、がん患者に関連する以下のテーマにおいて新しいサービスや製品の創出を目指しています。

1. 衣・食・住のサポート: がん治療による身体の変化に配慮した衣服の提供や、食事制限を解消するための食事宅配サービスなど。
2. 就労・就学の支援: がん治療を受けながらも働き続けるための支援プラットフォームや、復学支援プログラム。
3. 意思の尊重: 患者自身の意見や価値観を尊重した意思決定をサポートするためのサービス。

具体的な悩みと解決策


たとえば、衣の悩みでは治療の副作用による体型の変化がストレスとなることがあり、これを解消するデザイン性の高い衣服が求められます。食の悩みには食欲不振があり、小野薬品工業とAUBAは、個別の栄養ニーズに応じた食事メニューを提案するサービスに期待を寄せています。

活用可能なリソース



プログラム参加者は、小野薬品工業の医療業界におけるネットワークやナレッジを活用できる機会があります。これにより、がん患者やその家族のニーズに即したサービスの開発が期待されます。

応募方法とスケジュール



共創パートナーとしての応募は、2025年1月23日から開始されます。参加希望者は、次回のイベントで行われる小野薬品工業のリバースピッチや個別相談会において、具体的なアイデアを持ち寄ることが求められます。最終締切は2025年3月9日、選考プロセスを経た後、6月下旬に事業化に向けた発表を行う予定です。

まとめ



小野薬品工業とAUBAの『HOPE-Acceleration2025』プログラムは、がん患者の生活を豊かにする新しいサービスやアイデアの発展に向けた貴重な機会です。患者さま本位の解決策づくりに取り組んでくださるパートナーの参加をお待ちしています。


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会社情報

会社名
株式会社eiicon
住所
東京都文京区後楽2-2-23住友不動産飯田橋ビル2号館 3F
電話番号
03-6670-3273

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