ネオフレーム株式会社とルームズが業務提携を発表
2023年、東京都に本社を構えるネオフレーム株式会社と株式会社ルームズが業務提携を結び、映像視聴体験の革新に向けた取り組みを開始しました。この提携により、両社はデジタルソリューションと最新のマーケティング戦略の融合を図り、新たな価値を創出することを目指します。
提携の背景とその目的
映像技術の進化
近年、映像を利用したデジタル技術が急速に進化しており、企業のマーケティング手法や顧客のエンゲージメントが大きく変化しています。ネオフレームは、最新の動画技術である「Tig」を開発し、2024年末にはパロニム株式会社とプログレスの合弁会社として設立される予定です。一方、ルームズはプロダクトプレイスメントの分野で豊富なノウハウを持ち、300社以上の国内外企業のマーケティングを支援してきました。
新しいビジネスモデルの模索
プロダクトプレイスメントは、テレビドラマや映画に商品を組み込む手法であり、海外では効果的な広告手法として広く利用されています。しかし、日本では広告ビジネスの構造や法規制の影響等から、スケールの難しさが課題となっていました。そこでこの業務提携を通じて、両社は映像視聴者の行動データを解析し、視聴者の購買体験を最適化する新たなビジネスモデルの創出を狙います。
業務提携の具体的な取り組み
この業務提携において、以下の主な取り組みが進められます。
1.
エンターテインメントの新たな可能性を追求
プロダクトプレイスメントとテクノロジーを組み合わせ、新しい映像コンテンツや購買体験の進化を目指します。
2.
映像市場での新しいビジネスモデル開発
広告主や制作会社、演者への新たな収益の流れを確立し、透明性のある収益分配構造を作ります。
3.
パートナーシップを広げる
新たなビジネスモデルを構築しスケールさせるために、各種企業とのパートナーシップを拡大していきます。メディアプラットフォーマーや広告代理店との連携を強化し、互いにメリットを享受できる流れを作ります。
代表者のコメント
ネオフレームの代表取締役である小林道生氏は、「私たちは、視点を変えて未来を創るという信念のもと、革新的な映像マーケットを実現したいと考えています。」と述べています。また、ルームズの川口真司氏も「我々は顧客第一主義であり、デジタル技術の進化に対応できる新たなサービスを提供し、より良い社会を目指していきます。」と強調しました。
会社概要
ネオフレーム株式会社
- - 代表取締役:小林道生
- - 所在地:東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 6階 WEST
- - 設立:2024年11月
- - 事業内容:Tig動画コンテンツの企画・制作、情報検索ツールの開発、プラットフォーム構築
- - 公式サイト
株式会社ルームズ
- - 代表取締役:川口真司
- - 所在地:東京都新宿区愛住町23-2 ベルックス新宿ビルⅡ
- - 設立:1998年8月
- - 事業内容:パブリシティ・PR企画立案、テレビ番組美術トータルコーディネート
- - 公式サイト
この新たな業務提携によって、映像市場における未来のビジネスモデルがどのように革新されていくのか、今後の展開に期待が寄せられています。