北九州市が描く未来の都市像
北九州市は、このたび新たな都市像『Next Horizon Sustainable City』(ネクストホライズン・サステナブルシティ)を発表しました。このプロジェクトは、オーストラリア国立大学のシューメイ・バイ教授の先進的な都市理論に基づいて策定されており、持続可能な未来に向けた新しい方向性を示しています。
サステナブルな未来の抱負
この新たな都市像は、過去の公害問題を乗り越え、市民や企業、行政が一体となって、新たな歴史を築いてきた北九州市に根ざしています。本市はこれまでの経験を基に、単なる課題の発生地点でなく、世界的な課題解決の先頭に立つ都市であることを目指しています。
四つのキーワードによるコンセプト
『Next Horizon Sustainable City』は以下の四つのキーワードを掲げています。これらは北九州市がこれまでに築いてきた価値観であり、未来に向けたビジョンとして位置づけられています。
1.
曼荼羅的ネットワーク(Mandala-like Network)
- 多様な関係者が有機的につながる都市。
2.
利他的な都市(Altruistic City)
- 互いを思いやり、助け合う力を持つ都市。
3.
再生的な都市(Regenerative City)
- 自らを継続的に再生し続ける都市。
4.
世界の変革主体(City as a Transformative Agent)
- 世界の課題に変革をもたらす都市。
これらの概念を通じて、北九州市は新たな挑戦に向けて踏み出そうとしています。
具体的なプロジェクト内容
北九州市はこの都市像を実現するために、以下の3つのプロジェクトを進めています。
1. Retalabo(リタラボ)
市民や企業、研究者、行政が一堂に会し、複雑な社会問題を解決するための実践ラボを構築します。さまざまな連携を通じて、新しい解決策を見出すことが目指されています。
2. Destination Project(目的地プロジェクト)
持続可能性に興味を持つ観光客が一度は訪れたい、また何度も訪れたいと思える都市を目指すプロジェクトです。魅力的な観光地としてのアイデンティティを育成します。
3. Matsuri Project(まつりプロジェクト)
食文化、スポーツ、エンターテインメントを通じて市民の参加を促進し、活気ある地域づくりを進めるプロジェクトです。多様な表現を通じて市民を巻き込み、地域の活性化を図ります。
未来に向けて
北九州市は「利他」と「再生」を強みにし、これからも世界と共に未来を切り開く都市でありたいと考えています。市民の想いと行動が都市を動かし、その結果、世界にも影響を与えていく様子にぜひご注目ください。具体的な取り組みや動画も公開していますので、興味のある方はチェックしてみてください。
詳しくはこちら
この都市の未来を切り開く挑戦が、北九州市に新たな歴史を刻むことを期待しています。