高専フェスin岡山
2025-12-26 08:36:18

津山高専と香川高専が共催した「高専フェスin岡山」の詳細レポート

「高専フェスin岡山」の開催



令和7年12月7日、岡山市にあるOHK KURUN HALLで、津山工業高等専門学校(津山高専)と香川高等専門学校(香川高専)が共催する「高専フェスin岡山」が開催されました。このイベントは、小学生及び中学生に『高等専門学校(高専)』を広く知ってもらうことを目的とし、今年度初めて実施されました。

開催概要



イベントは12時から15時まで、小学1年生から6年生、中学生1年生から3年生を対象に行われ、各学校によるブース展示や体験コーナーが設けられました。今年の「高専フェス」のハイライトとして、高専を代表する教育機関での学びを体験できる良い機会が提供されました。

体験ブースの充実



体験ブースでは、津山高専と香川高専がそれぞれ個性的なプログラムを展開。津山高専では、プラナリアの観察や、立体地図を使った防災プロジェクションマッピング、小型ドローンの体験、さらに3Dパーツ製作のコーナーがありました。一方、香川高専では、高専×ダ・ヴィンチの未来に繋がる橋の展示や、通信技術に関する実験、AIを活用したデジタルアート作成の体験が行われました。特に、学生たちの導きによる体験は参加者にとって大きな刺激となったことでしょう。

参加者数と反響



イベント当日は約250名の小中学生や保護者が集まり、活気あふれる雰囲気の中で高専の魅力を体感しました。津山高専の佐藤校長や香川高専の教務主事が登壇し、学校の概要や特色について紹介。さらに、現役の高専生による入試問題の解説もあり、受験生にとって有意義な情報が提供されました。個別相談ブースも設けられ、疑問や不安を解消する良い機会となったとのことです。

高専の教育理念



津山高専は、1963年に設立され、実践的で創造力豊かな技術者の育成を目指しています。4つの学科が統合され、「総合理工学科」という新しい学科構成を採用。基礎科学をしっかり学ぶことで、異分野を跨いだ融合力と高い専門性を持つ人材を育成しています。また、専攻科では、さらに専門的な知識を深められる環境が整っています。

これからも高専は、次世代を担う若者たちの成長を支え、社会に貢献する人材を送り出すことを目指していきます。高専フェスが、参加した子どもたちにとって進路の選択肢を広げる貴重な機会となったことを願っています。

まとめ



「高専フェスin岡山」は、参加者に高専のことを理解してもらう素晴らしい機会でした。高専の教育が日本の未来にどう繋がるのか、子どもたちにその可能性を感じてもらえるイベントがこれからも続くことを期待しています。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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