京都芸術大学が手掛けた新キャラクター「でんのすけ」の誕生秘話
京都芸術大学のキャラクターデザイン学科がパナソニック インダストリー宇治拠点の依頼を受け、新たなキャラクター「でんのすけ」を制作しました。このプロジェクトは、ショールームのリニューアルに合わせて進行され、多くの学生たちが熱心に取り組む様子が伺えました。
プロジェクトの発端
2025年のショールームリニューアルに向け、パナソニック インダストリー宇治拠点の製造する導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap」のキャラクターが求められました。そこで、リアルワーク計画Ⅲの一環として藤本ゼミの学生たちがこのプロジェクトに参加することになりました。学生たちは、まず「SP-Cap」についてのレクチャーを受け、その特性や用途を深く理解するところから始めました。
学生たちの挑戦
学生たちは「でんのすけ」を含む17のキャラクター案を提案しました。それぞれが様々な視点からキャラクターのビジュアル、性格、魅力的なポイントを考え、最終的にはプレゼンテーションを通じてアイデアを発表しました。面白いことに、パナソニックの社員たちはその中から5つの候補を選び、その後、社内の投票で「でんのすけ」が正式に選ばれることとなりました。
このキャラクターは、キャラクターデザインコースの近藤優璃さんが制作したもので、京都らしさを大切にしたデザインが特徴です。
企業とのコラボレーション
パナソニック インダストリーの社員によると、企業のニーズに応える形で学生たちの柔軟かつ斬新なアイデアが多く期待されていたとのこと。特に学生たちからの質問は鋭く、製品のシンプルな構造について深掘りする姿勢が感じられました。
「SP-Cap」が日常生活において重要な役割を果たすことを理解してもらいたいという思いが強く、キャラクターを通じてその魅力を伝えるプランは非常にユニークです。
安徽る感謝と期待
パナソニック インダストリーのプロジェクト関係者は、今回のプロジェクトを通じて、学生たちが具現化した「SP-Cap」の商品概念に対する期待を寄せました。企業イメージ向上を目指すその提案を心から称賛しており、今後も学生たちが生み出すストーリーやビジュアルで企業のイメージをさらに深めていくことを期待しています。
まとめ
この「でんのすけ」というキャラクターは、パナソニック インダストリーと京都芸術大学との素晴らしいコラボレーションの結果発表です。新たな働きかけにより、学生たちの創造性がいかに企業のブランドイメージに寄与できるか、今後の展開に目が離せません。未来のブランドキャラクターとして、ぜひ皆さんにも「でんのすけ」の魅力を知っていただきたいですね。