BEAMSがVRChatに常設ワールド開設！リアルな東京の街並みを再現した「Tokyo Mood by BEAMS」が話題に

BEAMSがVRChatに常設ワールド「Tokyo Mood by BEAMS」を開設！

アパレルブランドBEAMSが、世界最大級のソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」に、初の常設ワールド「Tokyo Mood by BEAMS」を公開しました。

このワールドは、東京の繁華街と路地裏をリアルに再現したもので、ユーザー同士の交流を促進する、心地よい実在感を演出しています。2024年5月31日の公開からわずか1か月で、36,000人以上の訪問者と6,700件以上のお気に入り登録数を記録するなど、日本企業による常設ワールドとしては異例の好スタートを切りました。

リアルな東京の街並みを再現

「Tokyo Mood by BEAMS」は、東京の繁華街の雑然とした美しさをリアリスティックに表現しており、ユーザーに親しみやすい空間となっています。鉄道の高架下には飲食店、ゲームセンター、ミュージックバーが軒を連ね、路地裏には居酒屋がひしめき合うなど、細部までこだわり抜かれた設計は、まるで映画のセットのようです。

ワールド制作を手掛けたのは、VRで映画製作活動を行う「QADESH PROJECT」です。映画セットさながらの細密な設計と作り込み、そしてVR空間ならではの仕掛けや演出によって、ユーザーは街の息吹を感じることができます。

BEAMS店舗ではバーチャルファッションを紹介

ワールド内のBEAMS店舗では、アバター用の3D衣装が展示されており、ユーザーは試着室で実際に試着することができます。さらに、ワンクリックでECサイト「BOOTH」の商品ページが開き、3Dデータ商品の詳細を確認し、購入手続きまでスムーズに行えます。

BEAMSは2023年7月より「BOOTH」に公式ショップを出店し、3D衣装のデータ販売を開始しました。ユーザーは、3D商品と現実の商品から選択でき、自身とアバターで同じファッションを楽しむことができます。

多様なコミュニティイベントを開催

「Tokyo Mood by BEAMS」では、ユーザー同士の交流を促進するため、様々なコミュニティイベントを開催しています。

こけら落としライブ「Tokyo Mood by BEAMS Launch Party with Yamaha」: バーチャル音楽シーンで活躍する人気アーティストが出演し、ワールド内BEAMS店舗前で熱いパフォーマンスを披露しました。
初心者歓迎交流イベント「居酒屋和み」: ユーザー同士がバーチャル空間で交流できるイベントです。BEAMSスタッフも参加し、活気あふれる交流が繰り広げられました。
モデル撮影イベント「MERGE」: バーチャルファッションモデルがBEAMSの3D衣装を着用し、プロの演技を披露する撮影会イベントです。
ファッション愛好家イベント「リアクロ集会」: リアル寄りのファッションをバーチャルで楽しむイベントです。BEAMSスタッフがユーザーにインタビューを行い、バーチャルファッションの魅力を探ります。

VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」へのアクセス方法

「Tokyo Mood by BEAMS」は、Windows PCに「Steam」のアプリと「VRChat」をインストールすることでアクセスできます。VRヘッドセットをPCに接続するVRモードでも、デスクトップモードでも利用可能です。ただし、Meta Questのみ、Androidスマホ、Mac OS環境、iOSスマホではアクセスできません。

BEAMSのバーチャル分野における取り組み

BEAMSは、2008年から仮想空間への出店やアバター用衣装の販売など、バーチャル分野において積極的に取り組んできました。2020年12月には、VRChat上で開催される世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」に初出店し、以降7回連続で参加しています。

今後もBEAMSは、バーチャル分野での挑戦を続け、新たな価値を生み出していく予定です。