スマホゲーム復帰のカギはIPコラボ!54.6%が体験者
最近発表されたPlayioリサーチの調査結果が、スマホゲーム市場への影響を示しています。この調査では、スマホゲームユーザーの558人を対象にした意識調査が行われました。58.4%のユーザーが、IPコラボイベントに参加した経験があり、なんと54.6%のユーザーがコラボイベントを契機にゲームを再開したことが報告されています。
調査概要とは
Playioリサーチは、2024年10月25日から31日の間に行われた調査です。調査に参加したのは1,015人で、主にスマホゲームにおけるIPタイトルやコラボイベントに関する意識や行動について詳しく探りました。
IPコラボイベントの参加意欲
調査の一部では、スマホゲーム内での他IPコンテンツとのコラボイベントに参加したかどうかを尋ねると、「参加した」という回答はなんと72.7%に達しました。この率は、ユーザーがどれほどIPコラボを重視しているかを示す一つの指標となります。また、一度ゲームをやめたユーザーがコラボイベントによって復帰した経験を持つ場合も多く見られ、このトレンドはゲーム業界の重要な要素であると言えるでしょう。
IPコンテンツの影響
調査では、IPコンテンツをテーマにしたゲームアプリも取り上げられました。過去にプレイしたことがあるユーザーの中で、48.2%が『Pokémon GO』や『LINE:ディズニー ツムツム』を挙げています。興味深いことに、ユーザーは「ゲームシステムが気に入った」という理由でIPコンテンツをプレイしていることが多いと、30.3%の回答から読み取れます。これは、IPの人気だけでなく、ゲームそのもののクオリティも重要視されていることを示しています。
ユーザーのゲームへの期待
更に興味深い結果が、過去に『ウマ娘 プリティーダービー』をプレイしたことがあるユーザーの反応です。彼らは『ペルソナ5:The Phantom X』や『KINGDOM HEARTS Missing-Link』、さらには『魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra』などの新作に関心を持っていると回答しています。一方、『ウマ娘』を未プレイのユーザーは『ちいかわぽけっと』や『ラーメン赤猫 ~ニャンて素敵なラーメン店~』など、ファミリー向けのキャラクターIPへの関心が高いことも分かりました。
まとめ
この調査を通じて、IPコラボイベントがスマホゲームに与える影響の大きさが明らかになりました。54.6%のユーザーがゲーム復帰のきっかけとなったことは、業界にとって重要なメッセージです。今後もIPを活用したキャンペーンが増えることで、ユーザーの関心を引きつけ、ゲーム市場が更に活性化することが期待されます。これからのIPコラボにはますます注目が集まるでしょう。