LINE WORKSが渋谷サクラステージに移転
ビジネスコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するLINE WORKS株式会社は、2024年11月に新たに渋谷サクラステージ SHIBUYAタワーに本社を移転すると発表しました。この移転は、同社の事業拡大に伴うものであり、従来のオフィススペースの約3倍の広さに拡張されます。
事業の成長と移転の背景
LINE WORKSは、2024年1月時点で46万社、500万ユーザーに利用されている人気のコミュニケーションツールです。2023年4月には、LINE株式会社のAI事業を統合し、ビジネスに特化した AI 機能の開発が進行中です。2025年には、新製品「スマホ版トランシーバー(仮称)」の販売を予定しており、あらゆる現場で働く人々のニーズに応える製品を展開しています。
この新オフィスは、社員が働きやすい環境を提供し、さらなる成長をイメージした設計となっています。特に、偶発的なコミュニケーションを促す設計が特徴で、さまざまな役割の社員が自然と集まり会話が生まれるような工夫がされています。
新オフィスの特長
新しいオフィスは、まず社員がリラックスして集えるカフェスペースを中心に配置。ここでは気軽に休憩を取ったり、同僚との会話を楽しむことができます。また、ラフな素材やカジュアルな家具を使うことで、リラックスした雰囲気を演出。
一方、執務エリアは機能性を重視して設計されており、社員が集中して働ける環境が整えられています。
来客エリアは特に“発信の場”としての役割を重視し、黒を基調とした内装デザインに大型ディスプレイを取り入れています。これにより、ミーティングやセミナーでも効果的に活用できるスペースを提供しています。待合スペースは、ホテルのラウンジのような落ち着いた雰囲気で、来客者を心地よく迎え入れることができます。
新オフィスの概要
- - 移転時期:2024年11月
- - 所在地:東京都渋谷区桜丘町 1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー23階
- - 最寄駅:JR線 渋谷駅 徒歩1分
「LINE WORKS」とは
LINE WORKSは、チャット機能のほかにも掲示板、カレンダー、アドレス帳など多様なビジネス向け機能を備えています。特に、使いやすさにこだわり、導入がスムーズに行えることから、各現場での活用が広がっています。無料版でも多くの基本機能が利用可能で、顧客や取引先とのコミュニケーションにも役立っています。
「LINE WORKS」は、2017年度から2023年度までの7年間連続で有料ビジネスチャットの国内シェアNo.1を獲得しています。
AI製品に関する取り組み
LINE WORKSは、AI製品に対しても力を入れています。2023年4月にAI事業を統合し、電話応対やOCR、クラウド型映像録画サービスなどを展開しています。また、最先端のAI技術研究にも取り組み、国際的なコンペティションにも参加しており、AI技術の社会実装に貢献しています。
会社概要
- - 社名:LINE WORKS株式会社
- - 本社:東京都渋谷区神宮前1-5-8 神宮前タワービルディング11F
- - 設立:2015年6月
- - 代表者:共同代表:島岡 岳史、増田 隆一
- - 資本金:55億2,000万円
- - URL:LINE WORKS Official Site
このように、LINE WORKS株式会社は新オフィスの開設を通じて、企業成長を加速させていく考えです。今後のさらなる展開に期待が寄せられています。