インスティテューテン株式会社、米国市場での挑戦
日本に本拠を置くインスティテューテン株式会社が、新しい研究開発(R&D)拠点を米国ワシントン州に開設しました。この新拠点の設立は、同社が展開するホリスティックヘルスブランド「Sleep Inc.」のグローバル製品展開を後押しし、同時に「やすらぎ習慣」を広める大きなステップとなります。
多様な原料と独自のサプライチェーン
インスティテューテン株式会社は、デンマーク・リトアニア産の自然療法に基づく植物を活用し、米国での生産を開始します。これにより、同社は北欧・東欧・北米での連携を深め、植物の知恵と他分野の科学を融合させた製品を世界中に供給する体制を整えました。この新設された拠点は、研究と生産の両側面で高品質な商品を提供することを目指しています。
生活を豊かにする「Sleep Inc.」の提案
現代では特に「なんとなく不調」を感じる人が増えており、インスティテューテン株式会社はこれに対処するため、心・体・自然が調和した「ホリスティックヘルス」を提唱しています。自社ブランドの「Sleep Inc.」は、100%植物由来で無添加、無農薬の製品であり、心地よい生活をサポートするために開発されました。
「Sleep Inc.」の製品には、植物の力を最大限に引き出す独自の抽出技術が用いられており、化学溶媒を一切使わず、身体に優しい処方が施されています。この取り組みを通じて、消費者に新しい「やすらぎ習慣」を提供し、忙しなく過ぎていく日々の中で自分自身と向き合う時間を意識してもらえることを目指しています。
原料と流通の最適化
新設のR&D拠点では、デンマークとリトアニアにある自社農場からの原料を使用しつつ、北米市場に特化した製品の製造プロセスを確立します。このことで、物流の効率化とともに、迅速に市場ニーズに応えられる体制を整え、高まる需要に応じた供給を実現します。
現代社会が抱える問題への挑戦
デジタル化の進展と長時間労働が常態化する中で、多くの人がストレスや不調を抱えています。インスティテューテン株式会社は、こうした社会問題に対し、植物の力と科学的アプローチを融合させた「ホリスティックヘルス」モデルを日本から世界に向けて発信しています。特に、北米市場では「自然の叡智と科学の融合」というブランド哲学が広く受け入れられると考えています。
新しいライフスタイルの提案
「Sleep Inc.」の製品は、生活スタイルに合わせた3つのタイプに展開されています。具体的には、
1.
Sleep Cubes(キューブ): レモンバームやバレリアンを含むサプリメントで、夜のリラックスタイムにぴったり。
2.
Sleep Capsules(カプセル): 忙しい日常でも手軽に摂取できる植物由来のカプセル。
3.
Sleep Liquid(リキッド): 自然由来の香りが楽しめる滴下式のリキッドタイプ。
未来に向けた展望
インスティテューテン株式会社は、今後少しずつ北米市場でのD2C展開を進めるとともに、リテールチャネルの開拓やOEM生産の拡大にも取り組んでいく予定です。このような取り組みを通じて、心・体・自然が調和した健康的なライフスタイルを普及させ、世界中の人々に「やすらぎ習慣」を提供し続けていく意向を示しています。この新たな拠点から、どのように“ホリスティックヘルス”が進化していくのか、目が離せません。