シンガポール図書館研修2025に参加しよう
2025年12月、シンガポールで「シンガポール図書館研修2025」が行われます。この研修は図書館関連の専門家にとって、貴重な経験を積む素晴らしいチャンスです。丸善雄松堂と図書館総合展運営委員会の共催により、現地の最新の図書館事情を深く知ることができます。
研修の概要
開催日は2025年12月3日(水)から12月7日(日)までの5日間。研修参加者はシンガポールの様々な図書館、大学図書館、公共図書館を訪れ、利用シーンやバックヤードを見学しながら現地の司書とも直接交流できます。このようなフィールドワークを通じて、参加者は新しいネットワークを構築し、業務や企画開発に役立つ情報を得られるでしょう。
参加費は368,000円(燃油サーチャージ・諸税別)で、定員は15名限定。参加申し込みの締め切りは2025年10月23日(木)となっているため、早めの申し込みをおすすめします。
研修日程と訪問先
この研修は、シンガポールにある以下の主要な図書館を訪問する予定です:
- - シンガポール国立大学図書館
- - 南洋理工大学図書館
- - シンガポール国立図書館
- - 中央公共図書館
- - プンゴル地区図書館
- - 市内の書店
参加者は、これらの図書館でのバックヤードツアーや現地職員とのミーティングを通じて、図書館の利用方法やサービスの提供方法について深く学ぶことができます。
デジタル情報時代の図書館
シンガポールでは、スマート国家構想に基づき、デジタルサービスが積極的に提供されています。国立図書館委員会が2021年に発表した五か年計画「LAB25」では、デジタル情報時代における図書館の役割が再構築されています。研修では、デジタル時代の図書館のあり方や利用者サービスの向上についても学ぶ機会が用意されています。特に、シンガポール国立大学図書館にある「テック・セントラル」など、最新の設備を見学することができます。
通訳が同行
研修中は、訪問先の図書館での現地職員との会話を円滑に進めるために通訳が同行します。このため、英語に自信がない方でも安心して参加できます。現地の職員と直接対話することで、実際の業務について貴重なインサイトを得られる機会も多いでしょう。
フォローアップの支援
研修実施に先立って、説明会を行い、訪問先の図書館に関する情報を提供します。また、研修終了後もフォローアップを行い、知識の深化を支援します。これにより、参加者は学びを活かし、自身の業務へと応用することが可能です。
参加をご希望される方は、必要事項を記入した申込書とパスポートの顔写真を添付し、事務局へ送信してください。国内線などの手配も旅行代理店を通じて行えます。
シンガポールの図書館研修は、図書館職員としてのキャリアにおいて重要なステップとなること間違いなしです。ぜひご参加ください!