KADOKAWA情報漏洩、最新状況
2024-07-10 09:44:06

KADOKAWAグループ、サイバー攻撃による情報漏洩に関する最新状況と法的措置について

KADOKAWAグループ、サイバー攻撃による情報漏洩に関する最新状況と法的措置について



株式会社KADOKAWAは、6月8日に発生したデータセンターへのサイバー攻撃の影響により、学校法人角川ドワンゴ学園の生徒・卒業生・保護者、読者やユーザー、作家・クリエイター、取引先、株主・投資家など、関係するすべての人々に多大なご迷惑をおかけしていることを改めて深くお詫び申し上げます。

6月末より、サイバー攻撃を行ったとされる組織が、株式会社ドワンゴが保有する一部情報を漏洩させたとする主張を公開しました。漏洩した情報には、社内外の一部個人情報や契約書情報などが含まれており、関係者に重大な影響を及ぼす可能性があります。

KADOKAWAグループは、大手セキュリティ専門企業の支援を受け、原因の分析作業を進めるとともに、公開された情報の検証作業を慎重に進めています。現時点では漏洩情報の確認が完了していないため、インターネット上で流布されている情報にはフェイクや捏造情報が含まれている可能性もございます。

当社は、7月5日に公表したプレスリリースの通り、情報拡散行為に対する警告と法的措置を講じる旨を表明しました。現在、KADOKAWA、ドワンゴ、角川ドワンゴ学園で構成される横断対策チームを組成し、対応を強化しています。

匿名掲示板やSNS上での巡回監視を行い、情報提供に基づき、運営者への申請を通じて、情報拡散行為に該当する複数の投稿内容の削除を確認済みです。今後とも継続して対応していきます。スパムメールなどの迷惑行為についても、警察と連携して対処いたします。さらに、悪質な情報拡散者に対しては、証拠保全の上、刑事告訴・刑事告発をはじめ法的措置の準備を進めております。

他者の個人情報を不正に発信する行為は、法的に罰せられる可能性があります。そのような行為は、情報漏洩の被害を拡大させ、多くの人々の生活や事業活動に重大な影響を及ぼすだけでなく、今後の類似犯罪の増加を招く恐れがあります。漏洩情報の拡散行為以外にも、関係者への脅迫めいた書き込みも確認しており、これらの行為は絶対にやめるべきです。

KADOKAWAグループは、不正行為に対して断固とした姿勢で臨み、厳正な対応を行う所存です。本事案による関係者の二次被害を最小限に抑え、プライバシー保護のために全力を尽くしてまいります。

ご自身の情報が公開されている場合は、下記の窓口へご連絡ください。詳細を具体的に教えていただけると幸いです。

情報漏洩に関するお問い合わせ専用窓口

クリエイター、取引先、ユーザーの方専用
https://kdq.jp/dwic
学校法人角川ドワンゴ学園の在校生・卒業生・保護者の方専用
https://kdq.jp/dwgc

ウェブ上で拡散されている情報については、ドワンゴでの巡回監視のほか、ご連絡いただいた情報に基づき各プラットフォームに削除申請を行います。しかし、即座の削除がされないケースも多く、ご自身でも削除申請を併せて行っていただくようお願い申し上げます。

今後、漏洩した情報の確認が進み次第、プレスリリース・公式Xを通じて随時情報をお知らせいたします。重ねて、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。

本事案については、既に警察による捜査が開始されていることに加え、関係当局に必要な報告を行っております。当社グループは、このような犯罪行為に屈することなく厳正に対処していく所存です。今回の事態を重く受け止め、より詳細な原因の究明を進めるとともに、セキュリティ体制の一層の強化徹底を図り、再発防止に全力を尽くしてまいります。



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