姫路市とウクライナ避難民の交流事業がスタート!善意で繋がる国際関係

姫路市とウクライナ避難民の交流事業について



姫路市は、ロシアの侵略によってポーランドに避難したウクライナの子どもたちを受け入れることで、善意と友好の絆を築く特別なプロジェクトを開始します。この事業は、姫路城とポーランドのクラクフ市にあるヴァヴェル城との姉妹城提携を契機に実施され、国際間の交流を推進しています。

事業の背景と目的



多くのウクライナ人がロシアによる侵略の影響を受け、故郷を離れざるを得ない状況が続いています。こうした中で、姫路市は日本とポーランド、さらにウクライナとの関係を深化させることを目指しています。この事業を通じて、姫路市の子どもたちが同年代のウクライナ避難民と触れ合うことにより、現実の厳しさを直視しつつ、歴史的な友好関係を体験する機会を提供します。

受入対象と日程



事業の対象は、ポーランドに住むウクライナの12歳から16歳までの子どもたち10名と、その引率者1名です。受入れは令和6年の10月19日から11月3日までの間に行われ、様々なイベントが予定されています。

具体的には、10月19日・20日にクラクフ市を出発し、姫路市に到着します。姫路市では、市長への表敬訪問や歓迎交流会、姫路城の見学、さらには市内の中学生との交流や文化・自然体験などが行われる予定です。

行事の概要



以下に、主な行事をお伝えします。
  • - 10月21日: 市長表敬訪問、歓迎交流会、姫路城見学
  • - 10月22日〜25日: 市内中学校生との交流、文化・自然体験
  • - 10月26日: 太平洋戦争犠牲者追悼平和祈念式参加
  • - 10月27日: 敦賀ムゼウム訪問
  • - 10月28日〜31日: 福田会訪問、在日ウクライナ大使館表敬訪問
  • - 11月1日: 文化体験、お別れ会
  • - 11月2日・3日: 姫路市を発ち、クラクフ市に戻る

行程は、ウクライナ避難民の体調や天候により変更となる可能性もあります。

実施主体と支援者



この取り組みは、姫路市と公益財団法人姫路市文化国際交流財団が主催し、全日本空輸株式会社や東急ホテルズ&リゾーツ株式会社が協賛しています。また、在日ウクライナ大使館、敦賀市、社会福祉法人福田会、さらには日本輸入化粧品協会の菅野沙織理事長が協力しています。

このプロジェクトは、姫路市の国際化に寄与し、ウクライナの子どもたちが平和を願う心を育む貴重な機会になることでしょう。

会社情報

会社名
姫路市
住所
兵庫県姫路市安田四丁目1番地
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。