大阪市大正区における学校配置の適正化：少子化に対応する教育環境整備

大正区における学校配置の適正化：少子化に対応する教育環境整備

大阪市では、長年の少子化の影響で、小学校の児童数が減少の一途を辿っています。一方で、学校数はあまり減っておらず、小規模校が増加し、単学級の学校も出てきています。

小規模校は、児童一人ひとりの状況を把握しやすいなど利点がある一方で、教育活動の幅が狭くなったり、集団活動を通して学ぶ機会が減ったりするなど、教育環境面での課題も存在します。

こうした課題を解決するため、大阪市では、子どもたちの教育環境をより良くするために、令和2年4月に「大阪市立学校活性化条例」を制定し、学校配置の適正化の基準や進め方を定めました。

大正区における具体的な取り組み

大正区では、この条例に基づき、小規模校の統合や再編など、学校配置の適正化に取り組んでいます。具体的には、以下の2つの小学校を対象に、学校配置の適正化に関する説明会が開催される予定です。

小林小学校
平尾小学校

これらの学校では、児童数の減少や、将来的な教育環境の維持などを考慮し、統合や再編などの可能性が検討されています。説明会では、具体的な計画や今後のスケジュールなどが説明される予定です。