新政権誕生と学び直し給付金
新たな政権が誕生し、「人への投資」や「学び直し」が重要な政策として位置付けられています。この流れの中で、2025年10月には新しい形の「教育訓練休暇給付金」が始まる予定です。
この制度は、雇用保険の被保険者が勤務先に籍を残したまま、30日以上の教育訓練休暇を取得することができ、その場合に生活費相当の給付金が支給されるというものです。特に、宅地建物取引士(宅建)や行政書士、簿記などの資格取得を目指す社会人にとって、仕事を辞めずに再挑戦できる大きなチャンスと言えるでしょう。
セミナー開催のご案内
これに関連し、以下のようなセミナーが開催されます。
- - 日時: 2025年10月12日(日)12:00〜13:00
- - 主催: 一般社団法人クレア人財育英協会
- - 場所: 本社(千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町本社ビル6F)
このセミナーでは、教育訓練休暇給付金の制度内容や、企業側が社員の「学び直し」を促進するために何を整えるべきか、資格取得に役立つ講座の選び方、申請や承認の手続きにおける注意点について詳しく説明が行われます。
講師紹介
講師として登壇するのは、小野純(おの・じゅん)氏です。特定社会保険労務士として、400回以上のハラスメント・労務研修に関与してきた実績を持ち、「法律をどう現場に落とし込むか」という視点から実践的な講義に定評があります。また、雇用クリーンプランナー資格の監修・講師も務めており、多岐にわたる知識と経験を生かした講演が期待されます。
クレア人財育英協会について
一般社団法人クレア人財育英協会は、2023年に(株)SAのグループ会社として設立され、雇用や労務、ハラスメント防止に関する資格や研修事業を展開しています。「雇用クリーン事業」に注力し、働く人やその家族を守ることに力を入れています。すでに全国で650名を超える人々が「雇用クリーンプランナー」の資格を取得し、企業や自治体、教育の場で活躍しています。
公式サイトもあり、詳しくは
こちらをご覧ください。
政治の追い風と制度設計
新政権が打ち出す「人への投資」というコンセプトは、我々の現場にどのように具現化されるのでしょうか。この制度をいかに実現させ、行政や企業との連携を図りながら現場での制度設計に落とし込むかが、今後の大きな課題となります。将来に向けて、より多くの働く人々が学び直しの機会を得られるような基盤を築くことが期待されています。これからの時代、学び続けることがキャリアの選択肢を広げ、人生を豊かにする鍵となるでしょう。