沖縄の風を感じる新型モビリティ『AIM EVM』が登場
愛知県名古屋市を拠点とするエイム株式会社が、2025年2月14日に発表した新しい超小型モビリティ『AIM EVM』が話題を呼んでいます。このモビリティは、特に沖縄の島嶼部の生活を豊かにすることを主眼に置いて開発されており、1960年代に流行したオートバイや軽自動車のニーズに応える形で、地元の人々や観光客に新たな選択肢を提供します。
販売開始は2025年8月を予定しており、初めの段階では沖縄県専用として販売される予定です。販売価格は190万円(税別)で、年間1000台の販売を目指しています。将来的には全国展開も視野に入れています。
AIM EVMの特長
デザインには沖縄の独自の文化が反映されており、守り神のシーサーをモチーフにしています。ルーフは脱着可能で、気軽にオープンドライブを楽しむことが可能です。また、車両はコンパクトながらも、2名が楽に乗れるスペースを確保しています。
その優れた性能
AIM EVMは、全幅が1.3m、全長が2.5mと非常にコンパクトです。そのため、3.5mという最小回転半径を持ち、小回りが効くのが特徴。旅行バッグやお土産なども持ち運べる、機内持ち込みサイズのキャリーケース3個分の荷物スペースも備えています。また、最高時速60km/h、航続距離120kmという性能を持ち、充電にかかる時間もわずか5時間です。家庭用コンセントからは給電もできるため、便利です。
環境への配慮
エイムは、環境に優しいという点でも工夫をしており、充実した機能を標準装備しています。冷房設備や最先端の車載ディスプレイも搭載されており、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているのもポイントです。これにより、ユーザーは便利で快適な移動を楽しめることでしょう。
沖縄での安心体制
AIM EVMを快適に利用してもらうため、エイム・モビリティ・オペレーションズ株式会社も新たに設立され、沖縄県内での販売やサポート体制を充実させるという計画も進めています。地元企業と連携し、しっかりとしたサポートを行っていくことで、ユーザーのニーズに応えていきます。
エイム株式会社は、「島に住む住民も、訪れる観光客も、みんなが笑顔になれるモビリティ」を目指しており、地域に密着したサービスを展開する意向を示しています。これにより、沖縄の地域振興にも寄与することが期待されています。
エイム株式会社について
エイム株式会社は、1998年に設立された企業で、自動車の開発や新エネルギー車の研究に力を入れています。特に、環境問題への取り組みとして、脱炭素社会に向けたEV技術開発を進めています。さらに、沖縄専用のモビリティ開発を通じて、地域の活性化に貢献しようとしています。
自己紹介と問い合わせについては、コーポレートサイト
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