TEAM BLUEがジャパンハートの新病院に寄付、医療支援の輪が広がる

国際医療NGO、特定非営利活動法人ジャパンハートが、TEAM BLUEからの1,000万円の寄付を受け取り、新病院「ジャパンハートアジア小児医療センター」の建設を進めています。この寄付は、2025年10月に開院予定の病院に対するもので、ジャパンハートは感謝状を贈与しました。

TEAM BLUEの代表である安井佑氏は、ミャンマーでのボランティア医師としての経験を持ち、団体の理念に共鳴して寄付を行ったとのこと。

ジャパンハートは「温かい死」を通じて「人が人を想う」気持ちを大切にした医療の新たな未来をプランし、特に小児医療の分野で活発な活動を展開しています。

今後、開院に向けたプロジェクトを進めるジャパンハートの取り組みは、アジア地域での生存率格差を解消することが目的とされています。特に、小児がん治療においては無償医療を提供し、持続可能な医療人材の育成にも力を入れていく方針です。

「ジャパンハートアジア小児医療センター」は、200床規模の総合小児医療施設で、プノンペン近郊に位置し、2016年から運営されている「ジャパンハートこども医療センター」との連携を強化し、より多くの子どもたちを救うことを目指しています。このセンターは、今後の国際空港建設地にもアクセスしやすく、子ども医療の総合拠点として期待されています。

さらに、開設に向けて総費用は10億円を超える見込であり、国内外の支援者からの寄付が必要不可欠です。ジャパンハートは「支援者と共につくる病院」をテーマにプロジェクトを進行中です。

寄付金に関して、ジャパンハートは認定NPO法人であるため、寄付を行った方には税制優遇が適用され、確定申告を通じて税金が還付される制度も用意されています。

今後もTEAM BLUEとジャパンハートの連携が進み、アジアの医療環境の向上につながることが期待されます。これからの活動にも、引き続き注目していきたいですね。