神奈川県小田原市から新たな挑戦、プロジェクト「ONE SHONAN」のスタート
湘南ベルマーレフットサルクラブが、神奈川県小田原市で地域創生プロジェクト「ONE SHONAN」を立ち上げました。2025年10月10日には、クラブの拠点である「B1」にてキックオフイベントが開催される予定です。この取り組みは、西湘地域のイノベーターと全国のプロボノ人材が連携し、地域の課題解決に向けた事業の創出と運営を目指します。
プロジェクトの背景と目的
湘南ベルマーレフットサルクラブは、過去の取り組みに続いて、中小企業庁が推進するエコシステムの定着に協力しており、全国で唯一のプロスポーツクラブとして地域ビジネスを支援する役割を果たしています。昨年度から地域企業のつなぎ役として活動してきた同クラブは、さらに一歩すすんだ取り組みを展開するため、「ONE SHONAN」プロジェクトを始動しました。今後は地域内外の人材との連携を深め、地域が抱える様々な課題に応じた事業を生み出すことを目指します。
キックオフイベントの詳しい内容
このプロジェクトのスタートを祝うため、キックオフイベントが2025年10月10日(金)19時から21時まで「B1」にて開催されます。参加者は地域に関心を持つ成人であれば誰でも可能で、オンライン参加者も募集中です。会費は2,000円でアルコールやソフトドリンク、お弁当が提供されます。
イベントの流れ
1.
プロジェクト紹介とオリエンテーション(合計30分)
3名の地域イノベーターがそれぞれのプロジェクト内容を紹介します。
2.
質疑応答とチーム分け(20分)
参加者同士の自己紹介や意見交換が行われます。
3.
懇親会(60分)
参加者同士で交流を深めるための懇親会が進行します。
このイベントは、地域のビジョンを共有し、参加者が積極的に地域創造に関わる機会を提供する狙いがあります。
参加するイノベーターの紹介
「ONE SHONAN」第1回に協力するイノベーターとして、以下の3名が紹介されています。
1.
杉山大輔氏(OVACANS株式会社代表取締役)
アウトドアフィットネスやアートフェスを通じて、小田原の自然を活かしたプロジェクト。
2.
卜部直也氏(真鶴町健康こども課長)
「地域通貨アプリ・マナレージ」を開発し、こどもや若者と地域のつながりを強化。
3.
菅田悠介氏(NPO法人MOTTAI代表理事)
食材ロスを削減し、子どもたちへの食育活動を推進するプロジェクトを運営。
企業概要
湘南ベルマーレフットサルクラブは、神奈川県小田原市に本社を構え、Fリーグディビジョン1に所属するフットサルクラブです。地域社会の課題解決に力を入れ、スポーツを通じた地域貢献を目指しています。代表取締役社長の佐藤伸也氏は、令和6・7年度の中小企業庁の実証地域として同クラブの活動を高く評価しています。
新たに始まる「ONE SHONAN」プロジェクトには、地域社会を牽引するイノベーターたちが集まります。この取り組みを通じて、小田原市が輝きを取り戻すことを期待しています。