2025年上半期のIT製品ランキングと業務効率化への取り組み

ITトレンドが発表した2025年上半期ランキング

IT製品の比較・資料請求サイトである「ITトレンド」が、2025年上半期の資料請求ランキングを発表しました。このランキングは2025年の1月1日から5月31日までの期間における資料請求数を基にしており、ユーザーからの関心が高かったIT製品が明らかになっています。

各部門の注目製品

目標管理システムのランキングでは、第1位に「タレントパレット」が輝きました。その他の上位には「SmartHR」、そして「カオナビ」が続き、企業の成長や組織の最適化に貢献する製品として支持されています。

PBXでは「MAHO-PBX」が第1位となり、次いで「MiiTel Phone」がランクイン。これらの製品は、従業員のコミュニケーション効率を高める役割を果たしています。

業界全体の流れ

今年度のランキングでは、特に建設業界において「2025年問題」に対応するためITツールの導入が進んでいる様子が伺えました。また、医療DXの流れに乗り、電子カルテの導入も前年より大きく進展しています。このように、ITツールの活用は業種を問わず広まりつつあり、今後の業務効率化への期待が強まっています。

セキュリティ関連の需要増加

近年のセキュリティインシデントが相次ぐ中、MDM（モバイル端末管理）やシングルサインオンなどのセキュリティ製品への資料請求が大幅に増加しました。これは企業の危機意識が高まっていることを示しており、より安全な業務環境の構築へ向けた動きが加速しています。

ITトレンドの役割

ITトレンド（https://it-trend.jp/）は、2007年から運営されている法人向けのIT製品比較サイトであり、2025年5月時点では、4,000万人以上の累計訪問者数と3,000以上の製品を掲載しています。企業やユーザーは、同サイトを通じて自社に最適なIT製品を簡単に比較し、資料請求が可能となっています。