松本城天守をプロジェクションマッピングで幻想的に彩るイベントが開催

国宝松本城天守プロジェクションマッピング 2024-2025

長野県松本市で、2024年12月14日から2025年2月16日まで、「国宝松本城天守プロジェクションマッピング 2024-2025」が開催されます。この催しは、現存する国宝5天守の一つであり、五重六階の最古の国宝である松本城の天守とその周辺を幻想的に彩るプロジェクションマッピングイベントです。

見どころ

このプロジェクションマッピングでは、葛飾北斎や歌川広重などの信州ゆかりの浮世絵や、松本城主・石川数正の屏風絵が立体的に映し出されます。また、松本市ならではの伝統工芸品をテーマにしたデジタルアートや、北アルプスの春の花々を題材にしたダイナミックな映像が特徴です。この映像は、エプソン販売株式会社・セイコーエプソン株式会社とのコラボレーションにより制作され、最先端の映像技術が駆使されています。

イベント内容

イベントは、3つのフェーズに分かれています。その概要は以下の通りです：

- 第一期：躍動する歴史絵巻 2024年12月14日〜2025年1月8日
- 第二期：光で彩る伝統文化 2025年1月9日〜1月29日
- 第三期：春、咲き誇る花々 2025年1月30日〜2月16日

それぞれの期間に異なるテーマで展開されるプロジェクションマッピングは、どの回も必見です。なお、観覧は無料で事前申し込みは不要となっています。

アクセスと開催時間

松本城公園にて、毎日18:00から22:00まで開催されます。交通アクセスは、JR松本駅から徒歩約20分、またはバスを利用することができます。駐車場も整備されていますので、お車での来場も便利です。

注意事項

イベントに参加する際は、夜間のため通行に注意が必要です。また、撮影をされる方にはフラッシュやドローンを使用しないようお願いしています。三脚使用時の位置制限があり、観覧エリアが限られるため、譲り合いの精神で楽しむことが求められます。スタッフによる撮影や取材もあるため、映り込みにも配慮が必要です。

最先端技術の融合

プロジェクションマッピングとレーザーマッピングを融合させたこのイベントは、松本城の天守がまるで生きているかのように変化する様子を体験できます。新たな試みとしてインタラクティブコンテンツやライトアップも取り入れられ、訪れた人々が参加できる楽しさも提供されます。

この冬、松本城天守が織り成す光の芸術を体感し、心を豊かにするひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。公式記録写真の公開もあるので、思い出を残したい方にも嬉しいイベントとなっています。心躍る幻想的なプロジェクションマッピングの世界へ、ぜひ足を運んでください。