非接触と低侵襲による生体センシング技術の進化
2024年11月28日、東京都調布市に位置する電気通信大学アライアンスセンターにて、最新の非接触および低侵襲生体センシング技術をテーマにしたセミナーが開催されます。今世紀に入り、生体センシング技術は急速に進化しており、医療やヘルスケアはもちろん、さまざまな産業でこの技術を活用できる可能性が広がっています。特に、個人が負担なく生体情報をモニタリングできる手段が整えば、健康管理の新しいスタンダードが確立されることでしょう。
セミナー概要
本イベントは、15名程度の研究者が参加し、最新の生体センシング技術の研究成果を発表します。会は午後2時から開始し、午後6時半頃に閉幕予定です。参加費は無料ですが、定員は60名と限られているため、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。ここで発表される内容は、医療機器やヘルスケアに携わる企業にとって、今後の製品開発に役立つ貴重な情報となるでしょう。
スケジュール
- - 14:00~ 開会挨拶 - 株式会社キャンパスクリエイト 高橋めぐみ代表取締役
- - 14:10~ 講演「皮膚ガスセンシング」 - 東海大学関根嘉香教授
- - 14:50~ 講演「マイクロニードルパッチ型センサー」 - 東京大学金範埈教授
- - 15:30~ 休憩 (10分)
- - 15:40~ 講演「生体計測技術とその応用」 - 電気通信大学孫光鎬准教授
- - 16:20~ 講演「ナノテクノロジーを用いたセンサ開発」 - 東海大学槌谷和義教授
- - 17:00~ 講演「高周波を用いた誘電率センサ」 - 法政大学安田彰教授
- - 17:40~ 名刺交換・懇親会
- - 18:30 閉会
研究テーマの紹介
講演の中で、特に注目すべきは東海大学関根教授の「皮膚ガスセンシング」に関する講演です。体臭の背後にある生理的状態や環境影響について、この技術がいかに非侵襲的に情報を提供できるかを掘り下げます。また、東京大学金教授からは、痛みを感じさせず確実に薬剤を供給するマイクロニードル技術について学ぶことができます。
企業と研究者のつながり
本セミナーは、企業と研究者の新たなつながりを生むプラットフォームともなります。参加者は、各講演後の懇親会で直接研究者と意見交換ができ、最新の技術に基づいた問題解決が期待できます。生体計測技術の重要性が増す中、これらの技術をどのようにビジネスに活かすかがテーマとなるでしょう。
参加方法とアクセス
セミナーへの申し込みは、指定のURLから受け付けています。参加したい方は早めに申し込みを行い、定員にご注意ください。会場は京王線調布駅から徒歩8分の場所にあります。
このセミナーは、未来の健康管理を見据えた医療技術の進化に不可欠な情報源となること間違いありません。医療機器、ヘルスケア業界に携わる方々にとって、絶好の機会となるでしょう。