徳島県那賀町での車エビ陸上養殖プロジェクト
徳島県那賀町で、CMエンジニアリング株式会社が他の企業と連携し、車エビの陸上養殖プロジェクトを立ち上げました。この取り組みは休校となった平谷小学校の校舎を利用し、持続可能な形での養殖を目指しています。特に注目すべきは、環境に優しい閉鎖循環式の陸上養殖システムで、地域の資源を最大限活用する姿勢が高く評価されています。
プロジェクトの背景と目的
平谷小学校は2023年3月末で休校となり、その校舎が活用される運びとなりました。CMエンジニアリングの代表、栗田氏はこのプロジェクトを通じて地域の活性化を図りたいと考えており、公益的な観点からもこの事業に取り組んでいます。2023年8月に開催された「事業構想DXサミット」での打ち合わせがきっかけで、博報堂プロダクツ社との包括連携協定締結も実現しました。
陸上養殖モニタリングシステムの導入
CMエンジニアリングの陸上養殖モニタリングシステムは、IoT技術を駆使し、遠隔からエビの生育状態を常時確認できる特徴があります。このシステムは、特に山間部において重要な水温管理を行うためのもので、温度変化を早期にキャッチすることが可能です。この核心技術があることで、養殖エビの育成がスムーズに進むよう設計されています。
実証実験と今後の展望
プロジェクトは2025年度末まで実証実験を行い、2026年度からは商業化を視野に入れています。バイタリティ溢れる地域活性化への貢献を通じて、地産地消や食料自給率の向上を目指しています。また、Seaside Consulting社の平野祐晟代表からも、高く評価されており、CMエンジニアリングのシステムに対する信頼性が伺えます。
地域における取り組みの重要性
こうしたプロジェクトは、単なる営利目的ではなく、地元の雇用創出や地域資源の最大活用にもつながります。CMエンジニアリングは今後も全国の休校や廃校、遊休施設の活用に力を入れ、さらなる地域活性化の実現を目指します。自治体や事業家の方におかれても、興味ある方はぜひ問い合わせをしてみることをお勧めします。
お問い合わせ情報
本件に関する詳細や興味のある方は、CMエンジニアリング株式会社のIoTビジネス推進部までご連絡ください。次世代の食材生産の先駆けとして、皆様の参加をお待ちしております。
【連絡先】03-6420-0947(直通)
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CMエンジニアリング公式サイト
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