薬剤師向け情報プラットフォーム『アスヤク薬局ポータル』
2024-07-11 14:57:53

ネクスウェイ、薬剤師向け情報プラットフォーム『アスヤク薬局ポータル』をリニューアル!薬剤師会との連携強化で業務効率化を支援

薬剤師の業務効率化を支援!ネクスウェイが『アスヤク薬局ポータル』をリニューアル



TISインテックグループの株式会社ネクスウェイは、薬局・製薬企業間の情報伝達に特化した『アスヤクDIポータル』を、薬剤師会・薬局コミュニケーション機能を実装した『アスヤク薬局ポータル』としてリニューアルし、2024年7月11日から提供開始しました。

今回のリニューアルでは、公益社団法人 日本薬剤師会との協力により、都道府県薬剤師会と薬局間のデジタルコミュニケーションを支援する機能が実装されました。これにより、薬剤師は製薬企業のドラッグインフォメーション(DI)だけでなく、都道府県薬剤師会からのお知らせまで、業務に必要な情報を一元的に取得できるようになります。

背景:地域医療における薬剤師の役割と情報共有の重要性



近年、薬局全体で地域住民への薬剤師サービス提供の重要性が叫ばれています。都道府県薬剤師会は、地域薬局に関する情報収集や地域住民への周知活動など、重要な役割を担っています。

しかし、従来の情報収集や伝達手段は、FAXや郵送が中心で、時間と労力を要する課題がありました。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大時には、厚生労働省から抗原検査キット取扱い薬局一覧の作成が求められましたが、薬局情報を迅速に収集する方法がなく、データ収集に多大な時間と手間がかかりました。

令和6年度の調剤報酬改定では、地域支援体制加算の施設基準として、休日や夜間を含む開局時間外における調剤・相談応需体制の薬剤師会を通じた周知が盛り込まれるなど、都道府県薬剤師会における薬局情報の収集・管理はますます重要性を増しています。

「アスヤク薬局ポータル」の提供で実現する効率化



ネクスウェイは、これらの課題解決を目指し、日本薬剤師会との協力のもと、「薬剤師会・薬局コミュニケーション機能」を開発しました。この機能により、都道府県薬剤師会は地域の薬局情報を一元化し、共通の仕組みで情報管理を行うことができます。さらに、地域薬局に対して、属性や希望メディア(メール・FAX)に応じてお知らせを送り分けられる機能も備えています。

また、製薬企業・薬局間だけでなく、薬局を起点としたコミュニケーションプラットフォームを実現するため、「アスヤクDIポータル」を「アスヤク薬局ポータル」としてリニューアルしました。

利用メリット



<都道府県薬剤師会>

薬局情報収集、リスト作成の手間削減
メール配信の手間・コストの削減
非会員薬局への情報配信が可能

<薬局>

都道府県薬剤師会への情報提供を手間なくタイムリーに対応可能
電子メディアでの情報取得による業務効率化を実現
DIから都道府県薬剤師会のお知らせまで漏れなく情報をキャッチアップ可能

「アスヤク薬局ポータル」の主な機能



<都道府県薬剤師会>

全国薬局の基本情報(薬局名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス)の取得・更新
都道府県薬剤師会共通の属性項目の設定
属性項目の任意作成・管理
薬局マスタDBを活用したメール・FAX配信

<薬局>

DIの優先表示
カテゴリ別情報確認
回覧BOX機能
検索機能
* 都道府県薬剤師会からの情報閲覧

今後の展開



ネクスウェイは、今後も地域包括ケアシステムに参画する薬局・薬剤師を支援するため、今秋には「アスヤク薬局ポータル」にアンケート収集機能などを実装していく予定です。

日本薬剤師会からのコメント



日本薬剤師会は、地域医療品提供体制の構築に向けて、各薬剤師会が地域の薬局機能を把握することの重要性を認識しています。「アスヤク薬局ポータル」の新機能である「薬剤師会・薬局コミュニケーション機能」は、都道府県薬剤師会の業務効率化に役立つと期待しています。今後、機能アップデートやカスタマイズでさらに可能性が広がり、DX推進の一助になるものと期待しています。

株式会社ネクスウェイについて



ネクスウェイは、デジタルとアナログをつなぐ通信サービスとSaaSを提供する会社です。デジタルとアナログを結び付けることで、情報を日本のすみずみまで届け、あらゆる人が自分らしく働ける世界の実現を目指しています。

TISインテックグループについて



TISインテックグループは、「ITで、社会の願い叶えよう。」を合言葉に、様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使して新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献しています。


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