HashKey DXとRipple提携
2024-05-14 11:00:03
HashKey DXがRippleと提携し日本でDX推進の新たな一歩を踏み出す
HashKey DX株式会社(本社:東京都千代田区)は、Ripple社およびその合弁会社であるSBI Ripple Asiaと提携し、XRP Ledger(XRPL)を活用した企業向けソリューションの提供に向けて新たな一歩を踏み出しました。この戦略的パートナーシップは、日本市場においてブロックチェーン技術を活用した先進的なサプライチェーンファイナンスソリューションを実現することを目指しています。
HashKey Groupは、中国国内でブロックチェーンを用いたサプライチェーンファイナンスにおいて顕著な成功を収め、多くの金融機関や企業がそのサービスを採用しています。2019年にサービスを開始して以来、すでに23行の銀行と4,300社のサプライヤーが参加し、取引金額は70億ドル以上に達しました。
新たに導入されるソリューションは、XRPLという分散型ブロックチェーン上に構築されます。このブロックチェーンは、過去10年以上にわたって信頼性と安定性が評価され、暗号通貨や実資産のトークン化においても高いパフォーマンスを発揮しています。特に、迅速な決済スピード、低コスト、スケーラビリティに優れた特性があるため、日本企業にとって非常に有意義な選択肢となることでしょう。
HashKey DXの代表取締役段璽氏は、「XRPLは我々のサプライチェーンファイナンスソリューションを構築するにあたって理想的なインフラです。日本市場に向けた革新的なソリューションを提供できると確信しています」と意気込みを語ります。
一方、Rippleの吉川絵美氏も「HashKey DXおよびSBI Ripple Asiaとのこのコラボレーションは、ビジネスに実際の価値を提供するという共通の目標を反映しています。日本市場でのソリューション提供に対する期待感が高まっています」と述べています。
今後、SBIグループ企業が初めてこのサプライチェーンファイナンスソリューションを導入する可能性が示されています。また、3社はXRPLの強固な基盤を活かし、さまざまな業界におけるブロックチェーン活用の事例を創出するためにさらに協力を重ねていく予定です。
この提携によって日本市場におけるブロックチェーンの認知度も高まることが期待されます。HashKey DXは、国内のベンチャー企業のWeb3ビジネス進出を支えることを目指しており、新たなビジネス機会が生まれることでしょう。エンドツーエンドの技術支援を提供し、より多くの企業に対してブロックチェーン活用を促進するスキームを整えることが重要です。
HashKey、Ripple、SBI Ripple Asiaの3社によるこの提携は、経済のデジタル化が進む中での日本企業の国際的な競争力向上に寄与することが期待されます。今後、ブロックチェーン技術のさらなる実用化が進むことで、ビジネス環境にどのような変革がもたらされるのか、引き続き注目が集まるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社HashKey DX
- 住所
- 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル 5階
- 電話番号
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