新スマートデバイスサービス
2012-12-12 19:59:05

スマートデバイス向け新たなソリューション連携サービス開始

スマートデバイス向け新たなソリューション連携サービス開始



スマートフォンやタブレットの普及が急速に進む中、企業にとってはマルチスクリーン対応が重要な課題となっています。この現状を受け、KSK、Keynote、セカンドファクトリーの3社は、新しいソリューション連携サービスを発表しました。

背景


近年、スマートフォンとタブレットの需要が増加していますが、それに伴い、各デバイスごとにユーザー体験(UX)を最適化することが求められています。従来の手法では、PCサイトをそのままスマートフォンやタブレットに表示するだけで十分な対策とは言えません。特に、ユーザー体験の快適さが求められる中、日本のEコマースサイトではスマートフォンサイトの表示速度が遅く、顧客満足度の低下を招いています。これは、データに基づく定量的な分析が不足していることが要因とされています。

3社連携の内容


新たに提供されるソリューションでは、Keynoteが自社の強力なパフォーマンス計測ツール「x-Servlet」と「x-fit」を用い、スマートフォンやタブレットサイトを迅速に構築・運用できる環境を提供します。また、KSKは、これらのツールに自社が持つMobile Internet Test Environment(MITE)を組み込み、各種デバイス間の差異解消を目指します。

セカンドファクトリーでは、UX設計とテストにおいてのリーディングカンパニーとしての立場を活かし、Keynoteの計測サービスを取り入れて、UXの質を高めるための提案を行います。これにより、実装後の客観的評価を行い、ユーザー体験の最適化を進めていきます。

提供するメリット


この3社の提携によって、顧客はスマートフォン・タブレットでのUXを、従来のPCサイトと一体化した形で設計することが可能となります。また、業種ごとのパフォーマンスを評価することで、サイト運営の全体最適化が実現します。加えて、データに基づいて物事を判断し、迅速に問題を解決する力が養われるため、長期的な運用の効率性も高まります。

今後の展望


今後は、3社合同でセミナーを開催し、コミュニケーション・デザイン戦略に基づくUXの重要性を広く伝えていく予定です。また、業界別のパフォーマンスランキングを発表し、よりユーザーにとって快適なデバイス環境を提供できるよう尽力していくつもりです。これらの取り組みを通じて、日本国内のスマートデバイス向けのウェブサイトやアプリの使い勝手を向上させ、より良いユーザー体験を提供していくことを目指します。

このように、スマートデバイスの市場が拡大する中で、企業は新たな技術を取り入れ、より快適なサービスを提供することが求められています。今回の3社による連携は、その第一歩と言えるでしょう。

会社情報

会社名
Keynote Systems, Inc
住所
東京都千代田区大手町1-7-2東京サンケイビル27階
電話番号
03-3242-3105

トピックス(IT)

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