ものづくり体験祭
2025-08-22 11:55:51

水門メーカーが仕掛けたものづくり体験イベント「ツクルフェス2025」の魅力とは

水門メーカーが主催する「ツクルフェス2025」の魅力



福岡県柳川市に本社を構える株式会社乗冨鉄工所では、2025年9月28日(日)に「ツクルフェス2025」を開催します。このイベントは、モノづくりの楽しさを多くの人々に伝えることを目的として、入社1~3年目の若手社員たちが企画しました。今年も約3,000人の来場が見込まれており、前回の成功を受けてさらなる拡充が図られています。雨天の際には10月12日に延期されるため、参加予定の方は公式HPやSNSなどをチェックしておくと良いでしょう。

乗冨鉄工所の背景と「ツクルフェス」の誕生


乗冨鉄工所は創業77年の歴史を持つ水門メーカーで、業界では非常に重要な存在です。オーダーメイドで設計・製造を行う水門は、その職人たちの技術と発想力によって支えられています。しかし、数年前から職人の高齢化と人手不足が深刻化し、経営危機に直面しました。これに抗うべく、若手社員たちが中心となって新しいアプローチを模索し、業界の外と連携して商品開発を行いました。結果、彼らは国内外のデザイン賞を受賞し、会社の業績も改善されました。この経験から導き出されたのが「ツクルフェス」です。

会場では、製造の楽しさや手仕事の価値を再認識できるプログラムが用意されており、19世紀のアーツ・アンド・クラフツ運動を念頭に置いた試みでもあります。このフェスを通じて、参加者はものづくりの本質を感じ取ることができるでしょう。

ワークショップとアクティビティの充実


今年の「ツクルフェス」では、多彩なワークショップが開かれる予定です。具体的には、自由にお絵描きができるKO?SUKEのワークショップや、革小物を制作するCampana、陶芸を体験できる金栗窯のプログラム等が用意されています。他にも、香水作りや多肉植物の寄せ植え、さらには溶接や石の加工体験が可能です。このように多種多様なワークショップが揃い、来場者は自分の好きなものづくりを体験できます。

加えて、各出店者への取材を通じて、「つくること」の重要性と楽しさを伝える記事もnoteで公開されています。作り手の物語に触れることは、参加者にとって更なる体験価値となるでしょう。

地域とのつながりを育む場


「ツクルフェス」は、地域の活性化にも大きく寄与しています。昨年の盛況を受けて、食をテーマにした姉妹イベント「タベルフェス」も誕生しました。こちらは柳川の食と発酵文化を体験するイベントであり、地域を代表する老舗味噌蔵が主催します。地域密着型のイニシアチブとして注目されています。

開催概要と参加方法


日時


  • - 2025年9月28日(日)10:00~16:00

場所


  • - 乗富鉄工所 広場内(福岡県柳川市三橋町柳河)

アクセス


  • - 無料シャトルバスも運行予定、周辺には駐車場も完備されています。

このように、「ツクルフェス2025」はものづくりの楽しみを広めるだけでなく、地域とのつながりをも深めるイベントです。ぜひこの機会に、若手の熱意が込められたものづくり体験に参加してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社乗富鉄工所
住所
三橋町柳河934-4
電話番号
0944-73-6177

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