いけばな展「遊べ、もっと!」
2024-09-25 17:23:59

草月いけばな展「遊べ、もっと!」で感じる自由な創造のエネルギー

第105回草月いけばな展「遊べ、もっと!」の魅力



2024年10月23日から28日まで、日本橋髙島屋で行われる第105回草月いけばな展「遊べ、もっと!」は、いけばな草月流の最大の展覧会です。この展覧会の特徴は、初代家元・勅使河原蒼風から続く長い歴史を持つイベントとして、草月流の精神と現代アートの融合を表現している点にあります。

展覧会のテーマと作品



「遊べ、もっと!」というテーマのもと、第三代家元である勅使河原宏の遊びの精神が強調され、474点の作品が展示される予定です。出品者一人ひとりが持つ個性や創造力を自由に表現した作品は、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。特に、現家元の勅使河原茜が手がけた大作が会場のメインとなるため、見逃すことはできません。

また、特別エリアでは、勅使河原宏が制作した貴重な花器にいけられた作品を見ることができ、草月流の多彩な魅力を存分に堪能できます。これにより、作品だけでなく、花器そのものにも新たな価値を感じることができるのです。展覧会は、来場者に草月流の歴史と未来を感じさせる機会となります。

草月流の歴史と今後の展開



草月流は1927年に創立され、初代家元の勅使河原蒼風が個性を尊重した自由な表現を求めたことが始まりです。時代と共に進化してきた草月のいけばなは、どんな素材を使っても自由に表現でき、その魅力は幅広い層に浸透しています。2027年には創流100周年を迎える草月流にとって、この展覧会は特別な意味を持ちます。

現在の家元、勅使河原茜は、草月流の精神を次世代に受け継ぎながら、新しい挑戦を続けています。特に、いけばなを通じて子どもたちの感性と自主性を育成する「茜ジュニアクラス」の活動は、次世代のいけばなアーティストを育てる重要な役割を果たしています。

開催概要と来場者へのお願い



開催概要


  • - 会期: 2024年10月23日(水)~28日(月)
- 前期: 10月23日(水)~25日(金)
- 後期: 10月26日(土)~28日(月)
  • - 時間: 午前10:30~午後7:30
(25日は午後3:30まで、28日は午後4:30まで)
  • - 会場: 日本橋髙島屋ホール 本館8階催会場
  • - 入場料: 1200円(中学生以下は無料)

来場時は混雑に備え、入場制限が行われることがあります。また、会期や内容が変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをチェックすることをお勧めします。

最後に



勅使河原茜家元は、「創造の源泉は遊びの精神である」と語っています。本展はその精神を体現し、来場者が自由に創造の世界を楽しむきっかけとなることでしょう。この機会に、いけばな草月流の魅力に触れ、心に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
一般財団法人草月会
住所
東京都港区赤坂7-2-21草月会館
電話番号
03-3408-1154

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