フィーノが織りなす「ピンクの理由」と医療用ウィッグ支援の新しい形
ヘアケアブランドフィーノ(株式会社ファイントゥデイ)が展開する「ピンクのフィーノ」は、2023年も全国で数量限定の商品としてリリースされます。この取り組みは、乳がんの早期発見を推進するピンクリボン活動に賛同するもので、売上の一部が医療用ウィッグの制作支援に寄付されます。
この試みは、フィーノが2022年からスタートした「HAIR TOUCH YOU のばせば届く。」プログラムの一環です。このプログラムは、医療用ウィッグに関連するすべての人々がつながることを目指しており、髪を通じて多くの思いを届けることができる場を提供しています。
今回のピンクのフィーノの商品には、フィーノプレミアムタッチ濃厚美容液ヘアマスクやヘアオイルが含まれており、それぞれ独自のヘアケア効果を持っています。また、これらの商品が販売されるたびに、10円が医療用ウィッグ支援団体「ふくりび」に寄付され、ウィッグの制作支援に役立てられることになります。
“がんをデザインする”ナオカケルとの協業
さらに、フィーノは今年、「がんをデザインする」というコンセプトで活動を行っているナオカケルとの協業も行います。ナオカケルは、髪の毛の有無にかかわらず自分らしいおしゃれを楽しむことを応援するブランドです。キャンペーン期間中にナオカケルの商品をご購入された方には、フィーノが運営するヘアドネーション「finoウィッグBank」を通じて収集された髪を用いて製作された部分ウィッグがプレゼントされます。
この企画は、「自分らしさ」を追求するすべての人々、特にがん治療により髪に悩みを抱える方々に向けた選択肢を提供するものです。誰もが自分自身を表現し、楽しむためのファッションアイテムとして、帽子と一緒に着用できる部分ウィッグは画期的なアイデアと言えるでしょう。
取り組みの裏にある想い
フィーノは、「今日、あなたができること」という理念のもと、髪を通じて寄付や支援を行う活動が、誰かの“自分らしさ”に繋がると考えています。この取り組みを通じて、医療用ウィッグが必要な方々へ「思いのバトン」を繋いでいくことで、ヘアケアブランドとしての価値を最大限に発揮しています。
昨年の実績としては、購入者から寄せられた寄付金が約498万円に上り、医療用ウィッグの寄贈プロジェクトに活用されました。これにより、多くの方々に必要なウィッグが届けられたことは、多くの人の心を動かしたと言えるでしょう。
ピンクリボン月間の街頭イベントも
さらに、ピンクリボン月間である10月には、フィーノが行う街頭啓発イベントも実施される予定です。このイベントでは、フィーノの医療用ウィッグプログラムに関する情報を広めるとともに、ヘアドネーション用のキットも配布される予定です。
ピンクのフィーノ」発売日: 2023年9月3日(水)より数量限定にて順次展開
まとめ
フィーノの「ピンクの理由」は、髪からできる応援のひとつとして、多くの人々をつなぎ、医療用ウィッグを必要とする方々へ温かな支援を届ける取り組みです。企業が社会貢献を重視する傾向が強まる中、フィーノのこのような活動は、単なる製品の販売を超えた価値を生み出しています。この秋、あなたもフィーノの美しいピンクに手を伸ばし、誰かのためになることを始めてみませんか?