ASC認証食材を用いたロバート・馬場の挑戦
料理人ロバート・馬場裕之さんが、ASC(水産養殖管理協議会)に認証された食材を利用して新たな「サステナブル・シーフード」のレシピを開発しました。これは、2022年10月3日から11月14日まで開催される「サステナブル・シーフード・ウィーク2022」に合わせたもので、持続可能な水産物の利用促進を目指しています。
サステナブル・シーフード・ウィーク2022の目的
このイベントは、環境や水産資源への配慮を促し、持続可能な養殖業と漁業の普及に貢献することが目的です。今年で9回目を迎えるこのキャンペーンでは、それぞれの認証機関が個別の取り組みを行っています。特に、ASCジャパンとMSC(海洋管理協議会)ジャパンの各団体が連携し、ASCラベルやMSCエコマークのついた製品の利用促進を図っています。
ロバート・馬場の美味しいレシピ
TikTokなどのSNSでも注目を集めるロバート・馬場さんは、ASC認証を受けた食材を使用し、視覚的にも楽しめる料理動画を配信中です。特に今回のレシピ「玄米で作るシーフードリゾット」は、あさりやむきムール貝、むきエビなどの海産物を使ったもので、簡単に作れる一品として家庭でも再現可能です。動画では、食材の魅力や調理のコツを解説しており、ASC認証食材を身近に感じてもらうことを目的としています。
TwitterとInstagramでのプレゼントキャンペーン
ASCジャパンの公式Twitterアカウントでは、馬場さんのレシピ動画を視聴した後、特定のハッシュタグを使ってTwitterで引用リツイートすることで、QUOカードPay(1,000円分)が抽選で100名に当たるキャンペーンが行われています。また、Instagramでは、参加した料理家たちがASC認証ラベルの食材を使用したレシピを投稿し、ハッシュタグ「#ASCSSW2022」をつけて投稿することで、ヒノキのASCオリジナルまな板が抽選で3名に贈られるチャンスがあります。
ASC認証の意義
ロバート・馬場さんは自身の料理を通じて、環境に配慮した食材の選択が生産者や地域にどれほど重要かを強調しています。ASCラベルの存在は、消費者が安心してサステナブルな食材を選ぶ手助けをし、その結果として海洋環境や資源を守ることにつながります。「料理を楽しんでもらいながら、環境を意識した食材を選ぶことが出来たら」と語る馬場さん。彼の熱意が、より多くの人々に広がることを願っています。
参加企業と団体
このキャンペーンは多くの企業や団体が賛同しており、日常生活の中でサステナブル・シーフードの重要性を広めるためのさまざまな取り組みが行われています。ASCおよびMSCの認証を受けた製品を選ぶことは、単なる選択肢ではなく、持続可能な未来を築く第一歩となるのです。詳しくはASCの公式ウェブサイトをご覧ください。
ASCウェブサイト
まとめ
ロバート・馬場さんが開発したサステナブル・シーフードレシピは、美味しさだけでなく、環境に対する意識を高めることができる素晴らしい取り組みです。これからの食選びにおいて、ASCラベル付きの食材を選ぶことが、私たちの未来への責任の一環となります。