明大生主催の市民参加型SDGs映画祭が千代田区で開催
2026年1月17日、明治大学商学部の所康弘ゼミナールと「特別テーマ実践科目」の履修生が主催する市民参加型映画祭、「第3回 Latin American and Caribbean Films for “Future”」が千代田区・明治大学にて行われます。この映画祭は、ラテンアメリカとカリブ地域の社会、環境、文化に焦点を当てたもので、区民、学生、一般市民が一緒になってSDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ機会として企画されています。
このイベントは、参加者が一つの地域に対する理解を深め、国際平和都市千代田区の理念を共有することを目指しています。当日は、駐日キューバ republic 大使館の文化担当官や外務省中南米局中米カリブ課の代表が参加し、挨拶スピーチが行われる予定です。
映画祭の目的と特色
本映画祭では、ラテンアメリカ・カリブ地域の映画を上映し、その地域が直面する社会課題や歴史、文化についての多様性を知る機会を提供します。上映される作品は、持続可能な開発目標(SDGs)に関連しており、観客は上映後の学びや対話を通じて、グローバルな課題解決に向けた新たな視点を得られるでしょう。
今年度の上映作品は以下の3本で、環境保全や教育、社会格差など、現在の地域が直面している重要なテーマに焦点を当てています:
1.
『ミツバチに何が起きたのか?』
- 国:メキシコ
- 上映時間:77分
- SDGs目標:陸の豊かさも守ろう
2.
『湖の娘』
- 国:ペルー
- 上映時間:87分
- SDGs目標:陸の豊かさも守ろう
3.
『ビヘイビア』
- 国:キューバ
- 上映時間:108分
- SDGs目標:質の高い教育をみんなに・ジェンダー平等
開催概要
- - 開催日:2026年1月17日(土)
- - 会場:明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント1階 グローバルホール
- - 対象:学生・留学生、千代田区民、一般市民
- - 参加費:無料(事前申込不要)。ただし、各回170名まで、先着順です。
上映スケジュール
- - 10:00 開場
- - 10:30~『ミツバチに何が起きたのか?』(メキシコ)
- - 13:00~『湖の娘』(ペルー)
- - 15:00~『ビヘイビア』(キューバ)
- - 17:10 閉会予定
同時開催イベント
この映画祭では、子ども向けのユニークなワークショップ「ラテンのリズムでまだ見ぬ世界へ!みんなでぼうけんラテンアメリカ多文化ツアー」も行われます。このワークショップでは、明大生および土浦日本大学中等教育学校の生徒(約30名)が運営をし、小学生を対象にラテンアメリカ文化の体験を提供します。
- - 時間:13:00〜15:00
- - 場所:グローバルフロント1階 多目的室
主催・後援
主催は明治大学商学部所康弘ゼミナールおよび特別テーマ実践科目で、後援には外務省、駐日メキシコ合衆国大使館、駐日キューバ共和国大使館、駐日ペルー共和国大使館、千代田区が含まれています。
主催者コメント
映画祭の主催者は、イベントを通じて参加者がラテンアメリカ・カリブ地域の多様な文化や社会課題に対する理解を深め、新しい発見や協力の機会を得ることを期待しています。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。