WINA DAY始動
2025-08-25 11:09:21

世界の即席めんメーカーが社会貢献を進める「WINA DAY」始動

世界の即席めん業界が手を携えて



2024年8月25日、「WINA DAY」が正式に始まりました。この日は、世界中の即席めんメーカーが加盟している「一般社団法人世界ラーメン協会(WINA)」によって制定された記念日であり、即席めんの誕生から続くその影響力を再認識する機会でもあります。1958年に誕生した即席めんは、我々の食生活に欠かせない存在となり、世界中で年間1200億食以上が消費されるスナックとなっています。

この「WINA DAY」は単なる記念日ではなく、業界全体で社会貢献活動を推進する重要な一歩と位置付けられています。即席めんは、その手軽さと保存性の高さから、災害時の救援物資としても広く活用されています。WINAでは、「安全・安心な食の提供」はもちろんのこと、地球規模の課題に対処する社会的責任を果たす役割が期待されており、加盟各社が非競争的な領域で知見を共有し合うことが強調されています。

「WINA DAY」の主な取り組み



今回の取り組みでは、以下の3つのテーマを掲げています:

1. 災害支援を通じた安心 - 防災教育や復興支援を通じて、地域住民の防災意識を高め、実際に災害時に役立つ施策を展開します。
2. 喫食シーンを通じた安心 - フードシェアリングや子ども食堂などを通じて、誰もが安心して食事を楽しめる環境を整授することに貢献します。
3. サプライチェーン・コミュニティの安心 - 環境への配慮を考えた事業運営や、地元農家の支援を通じて持続可能な開発を推進します。

これらの取り組みはWINAの公式ウェブサイトに特集され、加盟企業がどのように地域社会に影響を与えているかが紹介されています。たとえば、ベトナムのAcecookは、防災教育を通じて地域のレジリエンスを強化し、中国のBaixiang Food Groupでは、リサイクル可能な包装の導入を進めています。

未来に向けた展望



2025年2月には「第11回世界ラーメンサミット2025」が開催され、WINAは「WINA Challenge Target」を掲げる予定です。この自主目標を通じて、会員企業は各国での具体的な活動として貢献を果たすことが求められます。WINAでは「WINA DAY」を通じて、参加する会員企業の数を増やし、業界全体でのノウハウ共有を進めつつ、セミナーの開催などで外部からの知見も取り入れる方針です。

また、WINA会長は「WINA DAY」が即席めん業界による社会貢献を促進する重要なイベントであるとし、企業価値の向上と清く正しい食の提供を通じて社会問題への対応を加速させる意義を強調しています。

WINAについて



一般社団法人世界ラーメン協会、略してWINAは1997年に設立され、世界27カ国の139社から成る業界団体です。この協会は、即席めんの品質向上と消費拡大を目指し、加盟企業同士での情報交流、消費者への安全な製品提供を行っています。即席めんの品質向上に向けた技術的課題についても積極的に取り組んでいます。

WINAウェブサイトはこちら


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会社情報

会社名
一般社団法人 世界ラーメン協会
住所
電話番号

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