SNS利用実態調査 (2025年8月)の結果発表
株式会社クロス・マーケティンググループのグループ企業、クロス・プロップワークスは、全国の15歳から79歳の男女3,235名を対象に実施した『SNS利用実態調査レポート(2025年8月)』を発表しました。この調査は、SNS利用の変化を追跡するために年4回実施される定点調査であり、今回は対象年齢を従来の60代まで拡大し、幅広い世代の利用実態を収集しました。
調査の目的と新たな試み
今回の調査では、SNSの各プラットフォームの利用状況や、それに伴う購買行動の違いを把握するための設問に加え、AI機能の活用状況も取り入れています。これにより、若者層を含む様々な世代の傾向を詳しく分析しています。
主な調査結果
1. 検索サービスの利用動向
全世代において、検索の際に利用されるサービスランキングは以下の通りです。最も利用されるのは「Google検索」であり、特に10代と20代では、「YouTube」が全世代でTOP3入りしていることが特徴的です。具体的には、10代で32.4%、20代で30.1%のユーザーが「YouTube」を利用しています。また、10代では「Instagram」、20代では「X」も多く利用されていることから、検索サービスの多様化が進んでいることが伺えます。
2. SNSからの購買経験
SNSを利用するユーザーを対象に、そのSNSを通じて商品やサービスを購入した経験を調査した結果、「TikTok」と「Instagram」は特に若い世代で高い購買経験率を示しました。具体的には、20代の「TikTok」利用者では38.6%、30代の「Instagram」利用者では37.2%が、それぞれ購入経験があると回答しています。このことから、特定のSNSが購買行動に大きな影響を与えていることが明らかになりました。
3. 購入決定の要因
購入を決定する際の情報源として、若者層の「TikTok」利用者は“おすすめに表示された投稿”が最も影響を与えたなど、各プラットフォームごとに異なる傾向が見られました。一方、「Instagram」や「X」、「YouTube」では“フォローしているアカウント”の投稿が購入に与える影響が強く、プラットフォームによって異なる戦略が必要とされています。
データ利用の重要性
本調査レポートには、他にも「SNS利用時間帯」や「SNSで購入した商品・サービス」に関する詳細なデータが収録されており、SNSマーケティング施策の企画や立案に役立つ貴重な情報が含まれています。SNS戦略や販促施策の検討を行う企業やマーケティング担当者には、非常に役立つレポートと言えるでしょう。
誰におすすめか
本調査レポートは、特に以下のような方におすすめです:
- - SNSマーケティング、運用担当者
- - 企業公式SNSアカウントの運用に関心がある方
- - SNSを活用して売上を伸ばしたい方
調査概要
- - 調査機関:株式会社クロス・プロップワークス
- - 調査手法:インターネットリサーチ
- - 調査地域:全国47都道府県
- - 調査対象:男女15歳~79歳、日常的にSNSを利用している方
- - 調査期間:2025年8月21日~2025年8月22日
- - 有効回答数:3,235名
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