ディプティックが刷新
2026-04-27 14:04:05

ディプティック、日本法人オフィスの刷新でブランド価値を強化

ディプティック、日本法人オフィスを刷新



フレグランスメゾンDiptyque(ディプティック)が、日本法人の本社オフィスを刷新しました。近年の傾向として、企業はオフィス空間を単なる業務のための場ではなく、ブランドの価値や創造性を具体的に表現するスペースへと再定義しています。

Diptyqueは、香りを通じて独自の世界観を表現し続けてきました。本プロジェクトでは、その思想を拡張し、働く場所そのものをブランドの空間資本として様々な視点から再構築しました。この新しいオフィスデザインは、特に持続可能性に対する強いフィロソフィーを反映したものとなっています。設計は、一級建築士事務所の株式会社アトリエMEMEが担当しました。

アトリエのようなオフィス



新しいオフィスは、アトリエを思わせる雰囲気で設計されています。ものづくりに集中するための空間が確保されている一方で、会話や共同作業から新たなアイデアが生まれる余地も十分に残されています。この場には緊張感と親密さが共存し、手を動かす喜びと思考する時間が静かに流れています。Diptyqueの自由な精神、詩的な感性、職人的なアプローチを追求した設計は、まさにこのような空間にこそ自然に根付くと考えています。

空間を編み直す、木箱のインターフェイス



新たなオフィスの特徴の一つは、執務エリアとミーティングエリアを隔てる長い壁面の構造です。この壁面を単なる分割線として扱うのではなく、木箱が有機的に集合したインターフェイスとして再構築しました。この木箱は、商品やドキュメント、アイデアのストックヤードとして機能し、Diptyqueがこれまでの歩みを象徴するオブジェとして、スタッフの創造性を触発します。

多様な働き方を促進する場づくり



執務スペースには、創作のタブローとなる広々としたロングデスクが設置され、フリーアドレスのスタイルでスタッフの多様な働き方やコミュニケーションを奨励しています。また、執務スペースとゆるやかに分けられたミーティングエリアや代々木体育館が一望できるブレイクエリアなど、さまざまなスペースが工夫されています。

サステナビリティ―木材のやわらかな使い方



ディプティックが重視しているサステナビリティに対する考え方は、このプロジェクトでも重要な要素です。特に、木箱にはラワン材が使用されており、視覚的な効果だけではなく、資源の最大限の価値化を図りつつカーボンニュートラルに貢献しています。このアプローチは、空間全体にやわらかな印象をもたらします。また、木目や色の個体差を素材そのものの特性として受け入れることで、空間に豊かな奥行きを加えています。さらに、木箱同士の接合方法にも工夫を施し、リユースの可能性が最大限に高められる設計とされています。

プロジェクト概要



  • - プロジェクト名:Diptyque Japan ヘッドオフィス
  • - 所在地:東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビル6階
  • - 用途:オフィス
  • - 設計:株式会社アトリエMEME
  • - 施工:株式会社OSTブレーン
  • - 竣工:2026年4月
  • - 写真:加藤 純平

会社概要



Diptyque(ディプティック)


1961年に3人のアーティストたちによって創業され、パリのサン・ジェルマン大通りに店を構えたフレグランスメゾンです。時代や性別を超えて愛されるタイムレスなブランドとして、確固たる地位を築いています。

一級建築士事務所株式会社アトリエMEME


「やわらかな建築」をテーマに国内外で活動し、多くの賞を受賞しているアトリエです。ブランドのコンセプトを空間に落とし込むインテリアデザインに力を入れています。特に神楽坂のパティスリー「Aux Merveilleux de Fred」のインテリアも手掛けており、同店はフランス発の人気パティスリーのアジア初出店として注目を集めています。


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会社情報

会社名
株式会社アトリエMEME
住所
東京都新宿区矢来町41フタガミハウス2号室
電話番号
03-5949-9297

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