思い出の本でつなぐ
2025-08-05 11:54:33

思い出の本で地域をつなぐ九大伊都蔦屋書店の新たな試み

思い出の本で地域をつなぐイベント成功の記録



2025年3月から4月にかけて、福岡県糸島市を拠点とする「思い出書店」と九大伊都蔦屋書店が共催した展示企画が、大きな反響を呼びました。このイベントは「本の交換」をテーマに、地域の人々と本を通じて交流を深めることを目的としています。

イベント概要



本企画は、思い出書店が持つ"本を通じての人と地域のつながり"という美しい理念と、九大伊都蔦屋書店の"地域のハブとしての書店の役割"が共鳴したことから始まりました。展示は、九大伊都蔦屋書店内のスターバックス前に特設ブースを設けて行われ、思い出書店の利用者から寄贈された「思い出の本」が展示されました。

来店者は単に本を手に取るだけでなく、その本にまつわる持ち主の思い出を感じ得る体験を楽しむことができました。また、ブース内にはポップを設置し、糸島・前原商店街についての情報提供も行われました。

イベントの成果



展示期間中、39タイトル・合計97冊の書籍が売り上げられました。この数字は、地域への興味を喚起する一助となったものです。「糸島」の地域に関して「知らなくても行ってみたい」という声も多く、一定の認知度向上に寄与しました。

また、SNSでの情報発信も功を奏し、インスタグラムの閲覧数は約800%増加し、200人以上が新たにフォロワーに加わりました。これにより、より多くの地域住民が思い出書店の取り組みに興味を持つようになったのです。

イベント期間中には、糸島拠点にて33回の本の交換が行われ、特に20代の若者から「蔦屋書店のイベントから来た」という反響が多数寄せられました。参加者からは、"自分で帯を書くことで書店を運営しているような体験ができて面白かった"や"近隣に面白いサービスがあるとは知らなかった"といった声が寄せられ、参加者の満足度も非常に高いものでした。

今後の展望



今回のイベントは、思い出書店にとって初の書店との共同企画ということで、運営マニュアルや運用方法に関して手探りで進められました。しかし、九大伊都蔦屋書店の協力もあり、一定の結果を得ることができました。この経験を通じて、地域の書店を支援する新しいモデルとしての可能性も見出せました。

「思い出書店」としての役割を果たし続けるこれからの活動に向けて、私たちは地域の人々と本を通じてより一層のつながりを深めていく所存です。今後も「思い出の本」を通じて地域と人々の絆を深めるような事例を、コツコツと増やしていくつもりです。詳細な活動報告は、下記のリンクからご確認いただけます。

活動報告はこちら

「思い出書店」は、地域の拠点オーナーや「本」を通じた協力を希望する企業・自治体を引き続き募集しています。興味がある方はぜひ公式LINEやインスタグラムからお問合せください。

  • - 公式LINE
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まとめ



思い出書店は、さまざまな場所に設置された交換スポットで、地域の人々が「思い出」を共有する素敵なプラットフォームを提供しています。減少傾向のある書店業界においても、本と人がつながる場所を残し、地域を豊かなコミュニティにするために、私たちは活動を続けています。これからも、すべての人々に「本の交換」を通じて新たなつながりを届けていきます。


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会社情報

会社名
株式会社スタジオユリグラフ
住所
沖縄県名護市宮里1004番地
電話番号

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