イソジン®ブランド製品の新たな販売提携についてのご案内

ムンディファーマと塩野義製薬が手を組む



今月、ムンディファーマと塩野義製薬の間で新たな販売提携が結ばれたことが発表されました。この提携により、両社は医療用医薬品の販売および流通を共同で行い、特にイソジン®ブランドの製品において感染症予防と治療に寄与することを目指しています。

提携の詳細


提携の発表によれば、ムンディファーマが開発したPVP-I(ポビドンヨード)を含むイソジン®製品群が、塩野義製薬によって国内で販売されることになります。この協業は、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を目指す両社が50年以上にわたり培ってきた知識と経験に基づいて進められています。

販売提携が開始されるのは、イソジン®シュガーパスタ軟膏が2016年2月12日、そしてその後の主要製品については2016年8月1日からとなります。提供される製品は、イソジン®ガーグル液やイソジン®液、さらにはイソジン®ゲルなど多岐にわたり、特に感染症の予防から治療まで広範な対応が可能となります。

イソジン®の特性と信頼性


イソジン®は、1961年から日本で販売されている歴史ある医薬品で、その効果的な殺菌作用で知られています。国内では、イソジン®は主に消毒薬として使用されており、一般用医薬品や医療用医薬品としても広く利用されています。また、海外ではベタダイン(BETADINE®)として知られ、うがいやスプレー、軟膏など多様な感染症予防製品が提供されています。

このように、イソジン®は国際的にも認知されているブランドであり、今後の提携によってさらなる市場拡大が期待されています。

ムンディファーマと塩野義製薬の役割


ムンディファーマは、世界120か国に展開する米系製薬企業で、日本でも1991年から活動を展開しています。疼痛、がん、コンシューマーヘルスケアという3本柱の事業を通じて、患者の健康と生活の質の向上に貢献しています。一方、塩野義製薬は、特に感染症治療に対して革新的な医薬品の研究開発を行っており、その成果を通じて全世界の患者に最良の治療を提供することを目指しています。

期待される成果


今回の提携は、ただ製品を提供するだけでなく、両社の知見を活かしながら新たな治療法や製品の開発が進む可能性があります。特に、感染症対策は今や全世界的な課題であり、この提携がその解決に向けた一歩となることが期待されます。これにより、患者へのより良い治療が提供され、健康への貢献が一層強化されることでしょう。

今後、我々はムンディファーマと塩野義製薬からの情報提供を注視していく必要があります。新しい製品が市場に出ることで、感染症に対する取り組みがより強化されていくことを期待したいと思います。

会社情報

会社名
ムンディファーマ株式会社
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティ A棟19階
電話番号
03-6718-2350

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