香港の魅力を伝える！リアルパンダスーツが登場外の巨大プロジェクト

香港を巡るパンダの冒険

香港で行われる「PANDA GO! 香港遊」は、2023年12月2日から26日までの約4週間、香港のランドマークを巡る一大イベントです。このイベントでは、約2,500体の張り子のパンダが共演し、来場者に香港の魅力を伝えます。このプロジェクトの目玉は、特殊造型スタジオゼペットが手がけたリアルなパンダスーツ、「PANDA GO! GUIDE」です。

ゼペットが生み出したリアルパンダスーツ

ゼペットは、最新鋭の特殊造型技術を駆使して、まるで本物のパンダのような質感を再現したスーツを開発しました。このスーツは、毛材スタジオとの共同開発により、人工スキンシリコンを用いており、本物のパンダに近い触感を実現しています。

「PANDA GO! GUIDE」は、香港の著名人と共にイベント活動を行い、多くの観客を楽しませる役割を担っています。特に、12月9日には香港出身の映画俳優サモ・ハン・キンポーとのコラボが予定されており、期待が高まっています。

香港の各地での展示

「PANDA GO! 香港遊」では、香港の主要な観光地を回り、そこで展示会も開催されます。パンダスーツは参加者との交流や記念撮影、またパフォーマンスにも使用されることがあり、より多くの人々に香港の魅力を体感していただける機会を提供しています。

スーツの展示方法も多彩で、専用スタンドでのオブジェとしての展示も可能。興味がある方は、公式サイトで18万ドルで制作されるリアルパンダスーツの詳細を確認できます。

ゼペットのプロフェッショナル集団

ゼペットは1984年に創業し、特撮スタジオビルドアップを経て、現在は株式会社ブラストの社内造型部門として多くのプロジェクトに関与しています。特撮映画やCM、教育番組など、幅広く造形制作を行ってきました。

例えば、NHKの幼児教育番組「おかあさんといっしょ」での主演キャラクター制作や、短編特撮映画「ZVP〔座頭市対プレデター〕」など、作品のクオリティは国内外で高く評価されています。

また、個人オーダーメイド制作の例として話題となった「コリー犬造形スーツ」はSNSでの反響も大きく、海外メディアでも取り上げられるなど、大きな注目を集めました。