学生経営のラーメン店
2025-03-10 14:42:55

学生が手がけるラーメン店「KINDAI Ramen Venture」新たな挑戦がスタート!

大阪府東大阪市に位置する近畿大学は、学生の起業精神を育むためのユニークな取り組みを進めています。特に注目を集めているのが、学生が経営するラーメン店「KINDAI Ramen Venture 近大をすすらんか。」です。

このプロジェクトは、2021年からスタートし、毎年選ばれた学生がラーメン店を1年間運営する実践的なプログラムです。新たな四代目店主として、国際学部国際学科の岡田帝乙さんが2025年4月2日から店舗を引き継ぎます。岡田さんは、このプロジェクトを通じて、将来の起業に向けた経験を積むことを目指しています。

岡田さんは個人事業主としての枠を超え、新たに「株式会社ピュット」を設立し、今後も持続可能なビジネスの展開を視野に入れています。先日、近大を卒業した岡田さんは、「Pytボタン」というコンセプトを取り入れ、ネガティブな状況を前向きに受け入れ、気分を切り替えるための事業を計画しています。これにより、学生たちに起業の楽しさや重要性を伝えることを目指しているのです。

開店に際しては、自らの専門家によるアドバイスを受けながら準備を進めてきました。例えば、アメリカのボストンで評判のラーメン店「Tsurumen Davis」を経営する卒業生、大西益央氏がアドバイザーとしてサポートしています。彼の経験は岡田さんにとって大きな助けとなっていることでしょう。

新しい店舗で提供されるメニューは、岡田さんのオリジナル作品である「近大味噌まぜそば」、初代から三代目まで受け継がれる「近大まぜそば」、「近大魚介塩まぜそば」、および「近大油そば」の4種類です。リーズナブルな価格で提供されるこれらの料理は、学生や教職員、一般の方にも楽しんでもらえるものとなっています。

特に新作の「近大味噌まぜそば」は、岡田さんの自信作。彼はこの料理を通じて、近畿大学の学生たちの「胃袋を満たしたい」という想いを込めています。また、岡田さん自身も体育会サッカー部に所属するアスリートなので、学生たちに特に喜ばれるメニュー作りに力を入れているでしょう。

近大をすすらんか。は、4月2日(水)に正式オープンを迎え、その前に3月19日(水)には報道関係者向けの内覧会が開催されます。この日は岡田さんが自身のビジョンや店舗経営計画についてプレゼンテーションを行う予定です。

地域からも注目される若者の挑戦が、どのような成果をもたらすのか、期待が高まります。学生たちが主体となる「KINDAI Ramen Venture」は、未来の成功を見据えた貴重な実学の場となることでしょう。

会社情報

会社名
学校法人近畿大学
住所
電話番号

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