宮本卓氏の新写真集『HIKARI HAS COME』
日本のゴルフの美しさを捉えた写真集、『HIKARI HAS COME』が2025年5月19日に発売される。著名なゴルフカメラマン、宮本卓氏が手掛けたこの作品は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION』シリーズの第15弾。
概要と特徴
この写真集は、53点の作品を収容し、日本のゴルフコースの造形美を描写している。宮本氏は、光の使い方が巧みで、四季折々のコースの魅力をリアルに表現。海外のメジャートーナメントなど、世界各国での撮影経験を持つ彼の視点から、日本のゴルフ場の美が新たに発見される。このシリーズはすべて受注生産され、特典として直筆サイン入りオリジナルプリントが付き、価格は29,150円(税込)だ。
印刷へのこだわり
『HIKARI HAS COME』の印刷には、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用しており、その幅広い色再現性や精細な解像感は、宮本氏の作品が持つ立体的な魅力を最大限に引き出す。これにより、読者はページをめくるたびにその美しさを堪能できる。
イベント情報
発売を記念した特別なイベントも予定されている。2025年5月30日には、宮本氏とデザイナーの三村漢氏を迎えたトークイベントが配信される。カメラの裏側や制作秘話を聞く貴重な機会だ。
さらに、写真展「HIKARI HAS COME」が、東京都港区にある「Nine Gallery」にて7月15日から20日まで開催される。数量限定の現地販売も行われ、多くのファンに彼の作品を直接楽しむ機会が提供される。
宮本卓氏のメッセージ
宮本氏は、若い頃の夢を追い続け、スポーツ写真の魅力に引き寄せられ、世界中を旅してきた。彼は写真の力を信じており、一枚の写真がどれほど人に影響を与え得るかを口にする。『HIKARI HAS COME』は、まさに彼の情熱の結晶だ。
作家プロフィール
宮本卓氏は1957年、和歌山県生まれ。大学卒業後、アサヒゴルフ写真部に入社し、1984年からフリーのゴルフカメラマンとして活動を開始した。マスターズや全米オープンなど、数多くのメジャー大会を取材し、光と影を利用した作品で知られている。2002年には日本での著名な文化奨励賞も受賞。
この写真集『HIKARI HAS COME』は、単なる視覚的な美しさだけでなく、宮本氏の深い感情や理念が詰まった一冊である。ぜひご覧いただきたい。