350年の歴史を誇る米農家が生み出した高級日本酒『天土』の魅力
八重原で350年の伝統を持つ農家が、特別な高級日本酒『天土』を発売しました。この酒は、農家自らが育てた酒米を使用し、その土地の特性を存分に活かして醸造された逸品です。
米作りの歴史と情熱
私たち米農家は、長年にわたり真剣に米作りに取り組んできました。「酒の根幹は米である」との思いから、米を育てる者として日本酒の本質に迫りたくなったのです。特に、長野の優れた米と酒蔵の技を融合させることで、他に類を見ない高級なお酒を生み出せると確信しました。これが『天土』を生み出す第一歩となったのです。
『天土』は、生産者と蔵元の間に築かれた信頼関係のもと作られた特別な日本酒です。私たちは、この素晴らしい酒をより多くの人々に知ってもらうことに努め、日本酒の価値を高める活動を続けています。
テロワールとヴィンテージの重要性
近年、日本製の酒の輸出は好調です。2021年には前年比で1.6倍となる1147億円、2022年も11月までの時点で1279億円です。特に、720mlの四合瓶は高級酒が多く、世界中で日本酒は「嗜好品」としての地位を確立しつつあります。この流れの中で、テロワールを語れる日本酒が求められています。
『天土』はその課題に立ち向かうための重要なステップです。良質な酒米“金紋錦”を使用し、この地域の風土や気候を反映した酒を醸造します。毎年異なる気候条件が酒にユニークな味わいを与え、その年のヴィンテージの特徴をお届けします。
酒づくりのこだわり
『天土』の酒米は長野県八重原特A地区で無農薬・無化学肥料で育てられています。田んぼの水は蓼科山の湧水で、豊富なミネラルが含まれています。そして、仕込み水には北アルプスの井戸水を使用しています。この水は、雪が長い時間かけて濾過されたもので、柔らかな口当たりの酒を生み出します。
酒造は手間を惜しまず、特に吟醸づくりにこだわりを持っています。米を38%まで削り、発酵をゆっくり進め、最終的に「袋搾り」で仕込みます。こうした手間が、芳醇な香りとともに、金紋錦の品格を引き出しています。
自然との共生
私たちの酒作りは自然との共生を大切にしています。米づくりは神代よりの新嘗祭に通じる神聖な行為と考えています。米を通して人と自然が繋がるこの文化を、次の世代に継承していくことに情熱を注いでいます。
商品情報
価格: 15,000円(税別)
アルコール度数: 16%
容量: 720ml
生産者: 株式会社太陽と大地
醸造元: 大信州酒造株式会社
全国で人気の高級酒をぜひご堪能ください。私たちは、八重原の恵みを詰め込み、あなたに最高の味わいをお届けします。この日本酒『天土』を通して、八重原の風土を感じていただければ幸いです。