2024年SNSを象徴する漢字は「動」!リデル調査結果発表
人を基軸にしたマーケティング事業を展開するリデル株式会社が、インフルエンサーを対象に実施した「今年のSNSを表す漢字」に関する調査の結果が発表されました。この調査では、100名のインフルエンサーから回答を収集し、SNSの最新トレンドを明らかにしました。
1位は「動」:動画コンテンツがSNSの中心に
調査結果から最も選ばれた漢字は「動」であり、これは近年のSNSが動画中心にシフトしたことを象徴しています。特にTikTokやInstagramのリールが牽引となり、多くのユーザーが動画という新しい視覚的体験に魅了されています。
「リールや動画の取り入れ方がより重要になったと思います。」
「今年は特にショートドラマが流行っていたと思います。」
「動く素材が流行を作っていた年だった。」
こういったインフルエンサーの声からも、動画が単なるエンターテイメントに留まらず、情報収集やライフスタイル提案の新しい領域として受け入れられていることが伺えます。
2位は「変」:プラットフォームの進化と適応
調査で2位に選ばれた「変」は、SNSプラットフォームが抱える種々の変化を反映しています。特に、アルゴリズムのアップデートや規約変更が相次ぎ、ユーザーが新しい流れに適応する必要性が高まりました。多くのインフルエンサーがSNS環境の変化に言及しています。
「Instagramのアルゴリズムが変則的に変わっていった。」
「ビジュアル重視だったフィードが、どんどん文字入りのコンテンツが増えていった。」
このように、SNSが直面する変化には常に敏感である必要があり、多様な戦略を持つことが求められていることがわかります。
3位は「韓」:韓国文化の国際的影響
3位にランクインした「韓」は、K-POPや韓国ドラマ、韓国コスメなど韓国文化の人気が反映されています。SNSはこのような韓国文化の熱狂を加速させるプラットフォームとしての役割を果たしています。
「韓国コスメの案件が増加した。」
「韓国の美容情報を発信するインフルエンサーが急増した。」
これらのコメントから見えるように、韓国文化はブームを超え、ライフスタイルの一部として深く浸透している状況です。
その他の注目漢字
他にも「共」「推」「活」「流」「繋」などが挙げられ、これらはSNS上での共感や推し文化、高齢者の利用増加など、様々なトレンドを反映しています。特に「共」は共感を通じたつながりや情報共有がSNSでの重要な要素となったことを象徴しています。
最後に
日本では、対人関係において調和を重んじる文化があるため、SNSという場がよりオープンで率直なコミュニケーションの機会を提供しています。リデル株式会社は、今後も多様化するSNS環境において、企業とユーザーが新たなつながりを創出できるようなマーケティング支援を展開していく予定です。
調査概要
- - 調査期間:2024年12月2日〜12月5日
- - 調査対象:LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE登録インフルエンサー
- - 平均フォロワー数:3万人
- - 調査方法:オンライン
この調査は、現代のSNS文化を鮮やかに描き出し、今後のトレンドを探る重要なインサイトを提供しています。