ダイバーシティフォーラム
2019-08-09 14:00:48
自分らしく働くために!ダイバーシティのキャリアフォーラムが開催
自分らしく働くためのイベント、RAINBOW CROSSING TOKYO 2019
日本初のダイバーシティに関するキャリアフォーラム「RAINBOW CROSSING TOKYO 2019」が、2019年10月19日に渋谷で開催される。このイベントは、社会における多様な生き方を理解し、受け入れるための場を提供することを目的としている。
開催概要
「RAINBOW CROSSING TOKYO 2019」は、ベルサール渋谷ファーストのB1階ホールで、12時30分から18時までの時間に開催される。参加対象者は、「自分らしく働く」ことに興味がある人々であり、企業のダイバーシティに取り組む姿勢に関心を持つ就活生や社会人、企業担当者、就労支援者など多岐にわたる。参加は無料だが、事前の申し込みが必要だ。
コンテンツの内容
イベントは2つの大きなセッションに分かれている。第一部では、現状の取り組みや課題についての基調講演が行われ、ダイバーシティの重要性を参加者と共有する。後援団体からの意義ある講演が期待されている。
第二部では、さまざまなブースを訪れ、企業のダイバーシティへの取り組みや、実際の職業選択に関する対話を行う場が設けられている。ブースでは、LGBT、ジェンダー、障がい、エスニシティに関するテーマに関わる社会人との交流の機会もある。
参加企業
多くの企業がこのフォーラムに参加する予定で、株式会社丸井グループ、ソニー株式会社、アクセンチュア株式会社、グーグル合同会社、NTTグループなど、名だたる企業が揃う。また、厚生労働省や東京都などの後援も得ており、信頼性の高いイベントである。
マイノリティの現状
東京オリンピックに向け、ダイバーシティの取り組みが加速する中、マイノリティに属する求職者は依然として多くの困難に直面している。例えば、LGBTの就活生の中には、性的指向や性自認に関連するハラスメントを受けることが多く、その割合は同性愛者や両性愛者で42.5%、トランスジェンダーで87.4%という高い数値が報告されている。
また、外国人留学生に関しても、就職希望者のうち約64.6%が国内就職を希望しているが、実際の就職率は32.4%と、期待には遠く及んでいない。これらの現状を受け、「RAINBOW CROSSING TOKYO 2019」は、より良い未来を築くための議論の場となることを目指している。
イベント開催の意義
認定NPO法人ReBitは、このイベントを通じて、多様な価値観や体験を持つ個人がキャリアの一歩を踏み出す手助けを行い、企業の理解を深めることを目指している。代表理事の藥師実芳氏は、自身の経験を元に、ダイバーシティの重要性を語り、誰もが自分らしく働くことができる社会の実現に向けた連携と交流の重要性を訴えている。
このイベントは、すべての参加者が自分に合ったキャリアを選択できるようにするための大きな一歩となることが期待されている。
会社情報
- 会社名
-
認定NPO法人 ReBit
- 住所
- 東京都渋谷区代々木3-26-2新宿カメヤビル4階
- 電話番号
-
03-6278-9909