KAiGO PRiDEの挑戦
2021-06-01 09:00:03
介護の未来を切り開くKAiGO PRiDEプロジェクト、一般社団法人化の背景と展望
介護の未来を切り開くKAiGO PRiDEプロジェクト、一般社団法人化の背景と展望
設立の背景
日本の介護業界に新しい風を吹き込む「KAiGO PRiDE」プロジェクトが、2019年に熊本県で始まりました。このプロジェクトが全国に広がる中、運営主体を明確化し、一元化することで、より迅速かつシンプルな対応が可能になるように一般社団法人KAiGO PRiDEが誕生しました。プロジェクトの創設者であり、現代表理事のマンジョット・ベディ氏が舵を取ります。
今後は、これまでプロジェクトに賛同してくださった方々との絆をより強固にしながら、新しい仲間を迎え入れ、より広範な活動を展開していく方針です。この法人の主なミッションは、介護の力を拡張し、強化することです。介護とは何か、その本来の姿や力を見つけ出し、様々な業界との横断的な連携によって新たな可能性を探ります。
「誰もが自分らしく安心して暮らせる社会」というビジョンの実現に向けて、幅広い活動を行っていく所存ですので、KAiGO PRiDEの活動にぜひご注目ください。
役員の思い
代表理事マンジョット・ベディ氏は、25年にわたり日本の広告業界で活躍してきた背景を持ちます。彼の強い思いとして、介護業界でのクリエイティブなコンテンツ制作の重要性があります。「介護の問題は大きな社会課題ですが、解決にはクリエイティブの力が必要です」と彼は語ります。
ベディ氏は「日本の介護は世界一」と自負している一方で、国内では介護職の評価が低い現実を憂慮しています。KAiGO PRiDEは、介護職のブランディングと異業種連携を通じてその力を引き出し、国際的な展開も視野に入れています。
一方、理事の石本淳也氏は、介護現場の声を政策に反映させるための重要性を強調します。彼には、介護従事者自身が介護の魅力をポジティブに発信する必要があると考えています。介護を「KAIGO」として広め、世界に誇りを持てる情報発信を図っていくという思いを語っています。
トークショーと多彩な声
KAiGO PRiDEの活動では、トークショーや様々な展示会が行われており、各界からの応援メッセージが寄せられています。例えば、公益社団法人日本介護福祉士会の会長である及川ゆりこ氏は、「介護福祉士がプライドを持ち、国民に向き合うことが大切」とし、KAiGO PRiDEの意義を称賛しています。また、俳優の榎木孝明氏も「働く喜びは人の役に立っていること」と述べ、今後のKAiGO PRiDEに大きな期待を寄せています。
介護の現場からのエコー
KAiGO PRiDEを知る利用者や介護職員からも多くの声が上がっています。たとえば、岡元奈央氏は、「介護は人生の一部」として、皆で関わっていくべきと力強く語っています。また、参加者の中には自分を見つめ直す良い機会になったという声もあります。未来の介護を描くKAiGO PRiDEの活動からは、現場のその生の声が反映されています。
今後の展望
KAiGO PRiDEは、ポートレート制作や動画制作を今後もっと広げ、行政や学校、団体との連携を進めていきます。コロナ禍で多くのイベントが制約を受けた中でも、リアルとオンライン双方の利点を取り入れ、介護の魅力を発信していく方針です。
また企業との協力も増え、介護に向けた新たな商品開発やコンサルティングも行われることでしょう。KAiGO PRiDEが介護と他の産業をつなぐハブ的な存在として成長していくことで、より多様な選択肢が生まれることが期待されます。
法人の概要
一般社団法人KAiGO PRiDEの本社は東京都港区に位置し、介護に関連するクリエイティブの企画・制作、商品開発などを行なっています。公式ウェブサイトをはじめ、ソーシャルメディアでも活動が広報されており、今後も新たな情報アップデートが期待できます。介護の未来をともに築いていくための一歩を、KAiGO PRiDEと共に歩んでいきましょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人KAiGO PRiDE
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町24-8新南平台マンション #803
- 電話番号
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