沖縄のリゾートホテルでEVカーシェアリング、N.mobi導入開始

沖縄・恩納村エリアにおける新しいEVカーシェアリングの導入

沖縄県恩納村エリアで2025年3月より、N.mobi（エヌモビ）を活用したEVカーシェアリングサービスが開始されることが発表されました。これは、株式会社OTSサービス経営研究所とNTTビジネスソリューションズが提携し、実現した新たな移動手段です。

EVカーシェアリングの背景

沖縄本島では観光スポットを巡る際、レンタカーが一般的な移動手段として利用されていますが、那覇空港周辺には多くのレンタカー業者がひしめき、交通渋滞の一因となっています。沖縄県はCO₂排出量削減といった環境問題にも直面しており、持続可能な観光へのシフトが求められています。この課題に対処するため、恩納村エリアに設置されたホテルにEVのカーシェアリングステーションを設置し、より効率的な交通手段を提供します。

N.mobiを活用したEVカーシェアの特徴

1. 無料の会員登録
EVカーシェアの利用には入会金や月額基本料金が一切かからず、15分単位での利用が可能です。気軽に旅行先でEVを利用できます。

2. スマートフォンアプリでの操作
予約から返却、決済まで、すべてをスマートフォンのN.mobiアプリで完結できます。対面での手続きはなく、操作が簡単で安心です。

3. ホテルの駐車場での利用
恩納村エリアのホテルに設置されたEVカーシェアリングステーションからご利用可能で、滞在中に必要な時にだけ利用できます。

4. 24時間サポート体制
トラブル時には24時間体制でコールセンターが対応。事故時の保険やロードサービスも整っており、安心して利用できます。

キャンペーン概要

利用者に向けて、沖縄バス「空港リムジンバス」との連携キャンペーンを実施中。EVカーシェアサービスの活用により、一人あたりの輸送でのCO₂排出量削減にも貢献します。

今後の取り組み

OTSサービス経営研究所とNTTビジネスソリューションズは、観光交通の中でのEV化を進め、持続可能な沖縄観光を目指していく構えです。地域の企業や行政と連携し、自然エネルギー導入なども支援していく方針です。

沖縄での新しい移動手段として、EVカーシェアリングが観光業界にもたらす変化に期待が高まりそうです。