業務最適化フレームワーク
2025-12-18 07:05:37

双日テックイノベーション、業務最適化フレームワークを新たに発表

双日テックイノベーションが発表したNatic業務最適化フレームワーク



東京に本社を持つ双日テックイノベーション株式会社(略称STech I)は、2025年12月18日に新たな業務最適化を実現するフレームワーク「Natic」を発表しました。このフレームワークは、企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を円滑に進めるための強力な支援ツールとなります。

Natic業務最適化フレームワークについて



Natic業務最適化フレームワークは、以下の5つの主要領域から構成されています。このアプローチにより、企業は業務の可視化、自動化、AI活用を段階的に実現することができます。

1. BPM/ワークフロー
業務プロセスの可視化と効率化を実現。

2. ローコード
素早く業務アプリを開発するためのツール提供。

3. AI
業務を支援し、コミュニケーションの最適化を図ります。

4. デジタルアダプションプラットフォーム (DAP)
システム利用体験を向上させるためのガイドを提供。

5. 教育サービス
必要なスキルを身に付けるためのカスタマイズ研修。

このフレームワークは、企業がそれぞれの業務課題に応じて柔軟にサービスを選択し、組み合わせることが可能です。たとえば、現場での小規模な改善から全社的な変革まで、さまざまなニーズに対応しています。

DX推進の課題



企業にとってDXの推進は重要課題ですが、多くの企業が直面する課題も未だ存在します。例えば、特定の業務だけ改善しても全体の業務プロセスが最適化されなかったり、多数のツールの導入によって業務が分断されることがあります。

最近のIPA調査によれば、全体としてDXの取り組みが進んでいる一方で、本格的な成果を上げている企業は全体の約2割に留まっています。このため、ただツールを導入するだけではなく、業務全般を最適化する視点が求められています。

Naticフレームワークの特異性



Natic業務最適化フレームワークは、次のような特長を持っています。まず、エンドツーエンドの業務最適化を実現し、現場から経営層まで一貫した視点で業務を捉えます。次に、導入の際に柔軟性を持たせるために、5つの導入パターンを提供し、各企業の状況に応じてスモールスタートが可能です。そして、定量的な効果検証の手法を提供することで、業務改善のサイクルを効率化します。

今後の展開



STech Iは、Natic業務最適化フレームワークを基に、サービスラインナップの継続的な見直しを行い、さらに新たな価値領域を担うサービスを拡充していく方針です。RPAやERPとの連携強化などを通じて、より多くの企業に一貫したDX体験を提供できる準備を進めています。

まとめ


「Natic業務最適化フレームワーク」は、企業のDX推進において不可欠な要素を組織的に結びつけるための共通言語とも言えます。これは、“どのツールを導入するか”ではなく、“どの業務をどうつなげるか”が重要であると強調しています。

人・業務・システム・データをつなげて、組織全体の業務変革への道を開くこのフレームワークは、未来のビジネス環境において大きな役割を果たすことが期待されます。

会社情報

会社名
双日テックイノベーション株式会社
住所
電話番号

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