新機能「入退場情報」
2025-12-23 15:35:05

「ワークサイト」が技能者の入退場情報を一元管理する新機能を発表

新機能「入退場情報機能」の提供開始



エムシーディースリー株式会社は、現場施工管理サービス「ワークサイト」に新たに「入退場情報機能」を追加した。この機能によって、建設現場での技能者の入退場履歴や危険予知(KY)活動の実施状況、さらに建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録状況を、一つの画面で確認できるようになった。これにより、技能者の就業履歴が確実に蓄積され、評価が正当に行われることを支援する。

開発の背景



CCUSの普及は、技能者の就業実績や資格を効果的に蓄積することを目的として進められている。しかし、現場では技能者の多くの情報が点在しているため、元請企業の担当者は確認業務を余儀なくされ、大きな負担を抱えていた。これまでは複数のシステムを使い分けたり、手間のかかる個別連絡を行う必要があったため、効率的な業務遂行が困難だった。

そこで、ワークサイトはこれらの課題を解消するために、入退場情報機能を開発した。これによって、従来複数のサービスで管理されていた情報を一元的に把握できるようになり、業務の効率化が期待される。

「入退場情報機能」の主な特徴



この機能の特長は以下の通りだ。

1. 情報の一元管理



技能者ごとの「入退場履歴」や「KY活動の実施状況」、さらには「受入教育実施日」といった情報を一画面にまとめた。これにより、情報の把握が容易になり、CCUSの登録状況も簡単に確認できる。従来は手作業で突合が必要だったこれらの情報が、システム上で自動的に整理されるのだ。

2. 絞り込み機能



特定の条件に基づいて情報を絞り込むことができるようになった。例えば、「入場履歴がない技能者のみ」を表示するといった機能があり、これにより確認が必要な対象者を迅速に特定できる。これが、より効率的な管理を実現する。

3. 協力会社との情報共有



この機能は、協力会社の担当者にも利用されるため、彼ら自身が状況を把握しやすくなっている。これにより協力会社が主体的に問題を認識し、改善に向けたアクションを自ら起こすという良い循環が生まれる。

現場の生産性向上に寄与



入退場情報機能の最大の利点は、協力会社が元請会社の担当者と同じ情報を直接確認できるようになった点だ。これにより、情報の共有が進み、必要に応じた働きかけが行いやすくなる。結果として、元請企業の担当者が抱えていた業務負担が軽減され、より可以の向上へとつながるのだ。

エムシーディースリーは、今後の「ワークサイト」を通じて、CCUSの普及を進め、建設現場全体の業務効率を高めていくことを目指している。これからの建設業界において、この新機能がどのように活用されるか注目していきたい。

企業概要



エムシーディースリー株式会社は、AIやデジタル技術を活用したソリューションの開発に取り組んでいる。設立は2015年で、東京都に本社を構える。建設業向けのITサービスを通じて、業務の効率化を達成し、社会的な課題に対処することを目指している。

詳しくは、エムシーディースリーのウェブサイトを参照してください。


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会社情報

会社名
エムシーディースリー株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿一丁目18番14号恵比寿ファーストスクエア11階
電話番号
03-6435-6262

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