パナソニックとmiraiiが共創した照明活用法
2025年3月18日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社が主催するアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」の成果発表会が行われ、株式会社miraiiがそのアクセラレート賞を受賞しました。このプログラムは、子ども向けオンラインスクール「みらいいアカデミア」を通じて実施されたもので、小学生が考案した照明の新しい利用方法が評価された結果です。
「みらいいアカデミア」とは
miraiiが提供する「みらいいアカデミア」は、将来の可能性を育むためのオンラインスクールです。このプログラムでは、小学生を対象に約4か月間の共創プロジェクトが行われ、参加した22名の子どもたちは1対1でコーチと共に取り組むことで、「光を楽しむ未来をつくる」というテーマのもと新たなアイデアを生み出しました。
照明の新たな活用法
このプロジェクトから生まれたユニークなアイデアの一例が『犬のウンチ拾いお助けピカピカセンサー』です。夜間に犬が排泄した際に母親に知らせるセンサーとライトが組み合わされ、犬がシートに乗っていると10秒後にライトが点灯する仕組みとなっています。このアイデアは、暗い中での犬の排泄物の掃除を助けるものとして誕生しました。
miraiiのビジョン
miraiiは、子どもたちが「なりたい自分」を実現するためには、今から好きなことを探求し、自分の特性を磨くことが重要だと考えています。この共創活動に参加した子どもたちは、アイデアや熱意、そしてやり抜く姿勢が評価されました。また、miraiiは今後も「照明」だけでなく、「食品・飲料」や「日用品」など、さまざまなテーマでの共創活動を展開していく予定です。
アクセラレータープログラムの意義
パナソニックのアクセラレータープログラムは、新しいビジネスやサービスを創出するためにスタートアップと共に取り組む取り組みです。今年度は10社のスタートアップが選ばれ、評価された結果に基づき共創が行われました。このプログラムを通じて、企業が抱える課題解決に子どもたちの遊び心が結びつく可能性を示したことは大きな成果です。
代表の想い
miraiiの代表取締役、福田紘也氏は「子どもたちの遊び心こそがイノベーションの源泉」とし、今後も子どもたちの成長と社会の課題解決に貢献していく意向を示しています。子どもたちが持つ独自の視点や創造力を生かして、さまざまな業種との共創に挑戦する姿勢が、未来への希望となることでしょう。
会社概要
株式会社miraiiは東京都中央区に本社を構え、教育関連のさまざまなサービスを展開しています。オンラインスクール「みらいいアカデミア」をはじめ、ライフプランサポートアプリや次世代教育メディアなど、多岐にわたる事業を通じて、子どもたちの未来を切り開く支援を行っています。彼らのミッションは、「子ども一人ひとりが可能性を切りひらける未来を守る」ことです。今後もその取り組みに期待が寄せられています。