パナソニックの新しいFire TV搭載4K有機ELテレビ
パナソニック株式会社は、2025年6月下旬に革新的な「Fire TV」搭載の4K有機ELビエラシリーズを発売することを発表しました。このシリーズには、フラグシップモデルのZ95BシリーズとハイグレードモデルのZ90Bシリーズが含まれています。それぞれのシリーズが持つ最新技術について詳しく見ていきましょう。
Z95Bシリーズの特長
Z95Bシリーズは、特にその画質と音質の向上が目を引きます。このモデルには、最新世代の有機ELパネル「プライマリーRGBタンデム」が搭載されており、これにより高い輝度と広色域を実現しています。従来の青・黄・青の3層構造から脱却し、赤と緑の発光層を独立させたことで、色再現性が向上しました。
さらに、独自のパネル空冷技術「サーマルフロー」により、発光効率と明るさが大幅に増強され、コントラストが際立つ美しい映像が楽しめます。影の深さが増し、よりリアルな映像体験を提供することが期待されています。
音質の面でも、360立体音響サウンドシステム+を搭載しており、これによりリスナーは映画や音楽を全方位から包み込まれるように楽しめます。新しいデザインに合わせたスピーカーレイアウトにより、音場表現がこれまで以上に向上しました。
Z90Bシリーズの特長
一方、Z90Bシリーズは前モデルよりも高コントラスト化した高輝度有機ELパネルを搭載しています。このモデルは、65V型と55V型が用意されており、クリアで迫力のある音響を実現するために新しい前向きスピーカーとウーハーが追加されています。
どちらのシリーズも便利な機能が満載
両シリーズ共通の特徴として、地震に強く倒れにくい「転倒防止スタンド」が採用されています。さらに、65V型および55V型はスイーベル機能も搭載しているため、視聴者は自由に画面の向きを調整できます。
また、どちらのシリーズもFire TVを搭載しており、放送コンテンツとネット動画をシームレスに楽しむことが可能です。この機能により、ユーザーは直感的な操作で観たいコンテンツに素早くアクセスできます。
ゲーム愛好者にとっても嬉しい機能が盛り沢山で、4K144p入力に対応し、スムーズなゲーム体験が可能です。迫力ある映像でのゲームプレイを楽しめるため、リビングでの新しいエンターテイメント空間が広がります。
まとめ
この新しい4K有機ELビエラシリーズは、パナソニックが技術革新を追求し続ける中で誕生した製品です。「プライマリーRGBタンデム」や「360立体音響サウンドシステム+」、「サーマルフロー」などの先進技術が一つの製品に集約されており、今までにない視聴体験を提供します。2025年の6月に発売された際には、注目を集めること間違いなしです。家での上映会やゲームセッションがより楽しみになる、そんな理想的な製品として期待が高まります。