髙島屋グループが売上管理AI「Zero」を導入
髙島屋グループの商業ディベロッパーである東神開発株式会社が、2023年6月1日より全国12の商業施設で売上管理AIエージェント「Zero」の運用を開始しました。これにより、1,110のテナントの売上管理業務が大きく変革され、業務の効率化とデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められる時代に即した新しい仕組みが整備されます。
「Zero」の導入背景と目的
これまで、東神開発は各テナントからの売上報告を専用のリーダーで読み込み、そのデータをもとに売上把握や歩合賃料の算出を行ってきました。しかし、このプロセスは非常に手間のかかるもので、多くの工数が発生していました。特に、各テナントから提出された紙の精算レシートをOCR技術でデジタル化し、確認・修正する作業は時間がかかり効率的とは言えませんでした。
そのため、AI-OCRの技術を駆使した「Zero」を導入することで、「紙ゼロ・ストレスゼロ」を実現し、業務の煩雑さを取り除くことを目指しました。これにより、テナント業務の効率を高め、施設運営の質を向上させるための基盤が整備されます。
「Zero」の特長
「Zero」は、これまでの紙・FAX・Excelに依存した売上報告フローをデジタル化へと推進します。特に、AI-OCR技術によって高い精度で売上報告が可能になり、テナント側の手動入力を大幅に削減します。さらに、売上データはリアルタイムで集計され、可視化されるため、運営側も即座に判断ができるようになります。
こうした新しいシステムは、テナントと運営の両方で業務負荷を軽減し、日々の運営をスムーズにします。デジタル化への移行は、これからの時代の要求にもマッチした仕組みです。
会社概要
「BUILDING AI to maximize Business Growth」を掲げる株式会社GROWTH VERSEは、データとAIを活用して企業の成長をサポートする各種AIエージェントを提供しています。最近では、小売業界向けの「Zero」のほか、マーケティング領域での「AIMSTAR」や、音声領域の「電話放送局」など、多様なサービス開発に取り組んでいます。
このように、髙島屋グループとGROWTH VERSEの提携は、業界における新しい風を感じさせ、多くの商業施設においても同様のシステム導入が進むことが期待されます。デジタル化が進む中で、流通業界がどのように進化していくのか、今後の動きに注目が集まります。